《2026年5月号》防災士が地域を動かす

大声で住民に避難を呼びかける防災士の写真

災害時に頼りになるのは、行政の支援だけではありません。まずは自分の身を守る「自助」、そして地域で助け合う「共助」。その中心となる存在が、防災士です。南城市では、防災士を地域に増やし、共助の土台となる人材の輪を広げる取り組みを行っています。

津波古区のウォーキング大会

地域で活躍する防災士

避難訓練の様子
二人三脚で取り組む防災士の屋比久さん(左)と宮城区長。防災士と自治会が連携し、地域の備えを進める。

「防災イベントも、楽しくないと人は集まらない」 と話す津波古自治会の宮城雄一区長が企画したのは「ウォーキング大会」と称した避難訓練。高台への避難経路を実際に歩いて確認するイベントです。区長をフォローするのは、防災士の屋比久浩さんです。

歩きながら地域の歴史や魅力を語り合い、和やかな雰囲気でウォーキング。参加者からは「この道は初めて通った」という声も聞かれました。

道中では屋比久さんが、避難時の注意点や備えについて実践的にアドバイスします。「いまは手ぶらですが、防災バッグを背負ったらどうでしょう。徒歩での避難が原則になります」

防災を自分ごとに変える

避難訓練の様子
みんなでいっしょに生きていく。坂道をのぼった先にあったのは、自分たちのまちの景色と、支え合う安心でした。

この日、住民たちは海抜63メートルの高台に到達。眼下に広がる自分たちのまちを見つめ、達成感にひたりました。そこで屋比久さんが投げかけます。  「ここが一次避難所だとして、暑さ・寒さ・夜間・空腹をしのいでいかなければなりません」歩きながら地域の歴史や魅力を語り合い、和やかな雰囲気でウォーキング。参加者からは「この道は初めて通った」という声も聞かれました。

参加者の表情が引き締まり、宮城区長も続けます。  「ここでしばらくみんなが協力して生き延びなければならない。これがまさに共助です」

屋比久さんは、高齢者や体が不自由な方をどう避難させるかなど、課題も多いことを語り、住民たちも真剣に聞き入っていました。

防災士の視点(屋比久さんの言葉より)

自助・共助・公助は、順番にも意味があります。
消防などの公助は一番最後。まず、自分の身は自分で守る。次に高齢者対応など地域で助け合うということです。

坂道を登るのはきついですよね。でもいまは手ぶら。
実際は防災バッグを背負うともっと大変です。防災バッグに入れるものも優先順位を考えなければいけません。

地震・津波というと沿岸部の地域だけ、ではないです。
大里のような内陸部では土砂災害などがあります。ぜひ全市で意識を高めて欲しい。

屋比久 浩さん
防災士 屋比久 浩 さん

あなたも防災士を目指しませんか

資格取得に要する費用の補助金を交付しています

補助金額 上限額3万円
対象者 防災士認証登録後に南城市防災サポーター登録申請書を南城市へ提出できる方
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受講希望アンケートにご協力をお願いします

防災士資格を取得するには、認定機関が実施する講座や試験を受ける必要があります。市単位で講座を開催する場合、50名以上の受講者が必要のため、現在、講座を開催できるか確認するためアンケート調査を実施しています。

調査期間 5月27日(水)まで

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災害時、支援が必要な人を地域で支える

避難行動要支援者名簿

南城市では避難に支援が必要な方を事前に登録する「避難行動要支援者名簿」を整備しています。対象者へは文書や支援員などを通して、説明を行っております。名簿は、災害時の避難誘導・安否確認に活用されます。

個別避難計画

支援を必要とする方に対し、「誰が」「どこへ」「どう避難するか」をあらかじめ決めておく個別避難計画の作成を進めています。

※本人の同意を得て、地域の協力者(自治会など)に名簿および個別避難計画書をお渡ししています。
※避難支援は、協力者の可能な(無理のない)範囲で行われることとして位置付けられています。

台風・大雨への備えチェックリスト

掃除
台風対策(補強・排水溝の掃除)は雨や風が強くなる前に早めに行いましょう。
情報
テレビやラジオ、ホームページなどから最新の情報を入手してください。
備蓄
非常用品(食料品・飲料水・懐中電灯・ラジオ・電池など)を備えましょう。
相談
普段から家族で避難場所や連絡方法などを話し合いましょう。
避難
避難が必要な場合は、移動が困難になる前に早めに避難しましょう。
経路
学校や公民館などの避難場所への経路を事前に確認しておきましょう。

関連リンク

このページは秘書防災課(広報係)が担当しています。

〒901-1495 沖縄県南城市佐敷字新里1870番地
TEL:098-917-0256   FAX:098-917-5424

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