
災害時に頼りになるのは、行政の支援だけではありません。まずは自分の身を守る「自助」、そして地域で助け合う「共助」。その中心となる存在が、防災士です。南城市では、防災士を地域に増やし、共助の土台となる人材の輪を広げる取り組みを行っています。
「防災イベントも、楽しくないと人は集まらない」 と話す津波古自治会の宮城雄一区長が企画したのは「ウォーキング大会」と称した避難訓練。高台への避難経路を実際に歩いて確認するイベントです。区長をフォローするのは、防災士の屋比久浩さんです。
歩きながら地域の歴史や魅力を語り合い、和やかな雰囲気でウォーキング。参加者からは「この道は初めて通った」という声も聞かれました。
道中では屋比久さんが、避難時の注意点や備えについて実践的にアドバイスします。「いまは手ぶらですが、防災バッグを背負ったらどうでしょう。徒歩での避難が原則になります」
この日、住民たちは海抜63メートルの高台に到達。眼下に広がる自分たちのまちを見つめ、達成感にひたりました。そこで屋比久さんが投げかけます。 「ここが一次避難所だとして、暑さ・寒さ・夜間・空腹をしのいでいかなければなりません」歩きながら地域の歴史や魅力を語り合い、和やかな雰囲気でウォーキング。参加者からは「この道は初めて通った」という声も聞かれました。
参加者の表情が引き締まり、宮城区長も続けます。 「ここでしばらくみんなが協力して生き延びなければならない。これがまさに共助です」
屋比久さんは、高齢者や体が不自由な方をどう避難させるかなど、課題も多いことを語り、住民たちも真剣に聞き入っていました。
自助・共助・公助は、順番にも意味があります。
消防などの公助は一番最後。まず、自分の身は自分で守る。次に高齢者対応など地域で助け合うということです。
坂道を登るのはきついですよね。でもいまは手ぶら。
実際は防災バッグを背負うともっと大変です。防災バッグに入れるものも優先順位を考えなければいけません。
地震・津波というと沿岸部の地域だけ、ではないです。
大里のような内陸部では土砂災害などがあります。ぜひ全市で意識を高めて欲しい。

| 補助金額 | 上限額3万円 |
|---|---|
| 対象者 | 防災士認証登録後に南城市防災サポーター登録申請書を南城市へ提出できる方 |
| 詳細HP | ▶︎ 南城市防災士資格取得補助金 |

防災士資格を取得するには、認定機関が実施する講座や試験を受ける必要があります。市単位で講座を開催する場合、50名以上の受講者が必要のため、現在、講座を開催できるか確認するためアンケート調査を実施しています。
調査期間 5月27日(水)まで
▶︎詳細はこちら
南城市では避難に支援が必要な方を事前に登録する「避難行動要支援者名簿」を整備しています。対象者へは文書や支援員などを通して、説明を行っております。名簿は、災害時の避難誘導・安否確認に活用されます。
支援を必要とする方に対し、「誰が」「どこへ」「どう避難するか」をあらかじめ決めておく個別避難計画の作成を進めています。
※本人の同意を得て、地域の協力者(自治会など)に名簿および個別避難計画書をお渡ししています。
※避難支援は、協力者の可能な(無理のない)範囲で行われることとして位置付けられています。
