“ありのまま”の自分が認められる社会へ
「男のくせに」「女のくせに」… そんなふうに、性を理由にして誰かを傷つけていないでしょうか。また、性のあり方は、女性・男性と分けられるものではなく、虹のグラデーションのように多様です。
性による偏見や差別をなくし、お互いを認め合い、協力し合いながら、それぞれの個性や能力を思う存分発揮し、誰もが自分らしく輝ける「ハートのまち・南城市」をつくりあげていきましょう。
性別に関する無意識の思い込みがないか確認しましょう
「男は仕事、女は家庭」は昔の話。それでも、私たちの意識に潜む固定観念は根深いものがあります。
「無意識の思い込みや偏見」のことを「アンコンシャス・バイアス」といいます。あなたの考えは次のリストでいくつ当てはまるでしょうか。
- 親戚や地域の会合で食事の準備や配膳をするのは女性の役割だ
- 女性に理系の進路(学校・職業)は向いていない
- 男性は人前で泣くべきではない
- 女性には女性らしい感性があるものだ
- PTAには、女性が参加するべきだ
- 実の親、義理の親に関わらず、 親の介護は女性がするべきだ
- 男性は結婚して家庭をもって一人前だ
- 家事・育児は女性がするべきだ
- 共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ
- 女性は感情的になりやすい
- 男性は仕事をして家計を支えるべきだ
- 女性には高い学歴やキャリアは必要ない
- 自治会や町内会の重要な役職は男性が担うべきだ
出典:内閣府男女共同参画局ホームページより(令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究)
男性も積極的に育児休暇を 〜育児・介護休業法 改正〜
- 育児休業の分割取得(2回まで)が可能に。
- 従来の育児休業とは別に、産後パパ育休(出生時育児休業)創設。8週の間に合計4週間分(2回まで分割可能)取得可能。
- 1歳以降も育休を継続する場合、育休開始日が柔軟化。夫婦で途中交代も可能に。
その他の改正 (令和4年4月1日施行)
- 育児休業を取得しやすい雇用環境の整備(研修、相談窓口設置等)
- 妊娠・出産(本人または配偶者)の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の義務化
- 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和 など
詳細:厚生労働省《育児・介護休業法について》
多様な性を理解しましょう
L:レズビアン
女性として 女性を愛する人
G:ゲイ
男性として 男性を愛する人
B:バイセクシャル
性別にとらわれずに 両性を愛する人
T:トランスジェンダー
からだやこころの性別に違和感を覚える人
このほかにも、自分の性別や好きになる性をはっきり決めていない人(Q:クエスチョニング)、性的指向が誰にも向いていない人(A:アセクシュアル)など、さまざまな人がいます。
こういった会話を耳にしたとき、あなたはどう感じ、どう対応しますか?
恋愛対象は異性だけとは限りません。女性の恋人は「彼氏」、男性の恋人は「彼女」と想定されがちですが、同性や両性を好きになる人もいます。
差別的な言動を見かけたとき、一緒に笑わない、同調しないというだけでなく、「そういうの、よくないよ」と一言、伝えてみませんか。
LGBTQ にじいろ相談
多様な性に関する相談窓口です。ご本人でも、ご家族でも、お気軽にご相談ください。
お問合せ |
沖縄県男女共同参画 センターてぃるる |
電話番号 |
098-880-8434 |
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毎週土曜日10時~17時 |
相談料 |
無料 |
南城市では「男女共同参画都市」を宣言しています
- 一、私たちは、男女(ひと)が個人としてともに尊ばれ、認めあい、それぞれの個性を生かし協力し、活力あるまちをめざします。
- 一、私たちは、男女(ひと)が平等に行政・地域・団体などの意思決定の場に、参画できるまちをめざします。
- 一、私たちは、男女(ひと)の人権を尊重し、健康で安心して暮らせるまちをめざします。
- 一、私たちは、互いに家庭、職場、地域活動で、男女(ひと)が対等なパートナーとして能力が発揮できるまちづくりをめざします。
- 一、私たちは、男女(ひと)が手をとりあい豊かな自然環境を守り、文化・国際交流の輪をひろげ、平和を愛し発信するまちをめざします。
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