毎週木曜、津波古公民館に集う体操サークル「津波古元気塾」。主催は市でも社会福祉協議会でもありません。住民が主体的に行っている「自主体操サークル」です。基本的に講師はいません。動画を見て椅子やマットを使った体操を行っています。
現在、市が提供する介護予防事業は、時間や参加人数が限られたものとなっています。自主体操サークルなら地域の仲間と、歩いて行ける場所で気軽に健康づくりを楽しめます。 いつものお茶飲み仲間やご近所で、自主体操サークルを立ち上げてみませんか? 市では立ち上げ応援事業を実施しています。
そんな心配はご無用! 南城市が「住民運営の自主体操サークルの立ち上げ」を無料で応援します。
南城市の65歳以上全体の要介護認定率は18.5%。およそ5人に1人が認定を受けています。認定率は年齢が上がるごとに上昇し、85〜89歳の約半数、90歳以上の8割が認定を受けています(右図:南城市の年齢別要介護認定者数[左軸]と認定率[右軸])。
一方、85歳以上の人口は2040年には約2倍(2020年比)になる見込みで、介護専門職不足が課題のなか、医療・介護のひっ迫が予想されます。元気なうちから介護予防に取り組み、要介護認定率を下げていくことが喫緊の課題となっています。