世間話の定番といえば「お天気」です。しかし、最近はその話題が軽いものではなくなりました。雨が激しさを増し、台風の勢力が強まっているように感じます。
大雨や台風の季節。丘陵地が多い南城市では土砂災害も心配です。一方で、大雨や台風はある程度、襲来の予測が可能な災害です。被害を最小限に抑えるためには、台風や豪雨が接近する際に、正確な気象情報を収集し、適切な備えを行うことが重要です。
「台風は慣れている」「たかが雨」などと軽視せず、もう一度、自らを守る準備が整っているか、確認してみましょう。
南城市では、道路の冠水や河川の氾濫を監視するシステムを導入しました。このシステムにより、下記ホームページから各地の冠水・氾濫状況をリアルタイムで把握することが可能になりました。
豪雨時には、このシステムを活用することで、あらかじめ危険な地域を把握し、移動を控えるか適切な避難経路を確保することができます。
さらに、「南城市メール」サービスとも連携しており、道路の浸水や河川の水位が危険な状態になると、自動的に通知が送信されます。ぜひ、南城市メールのご登録もお願いします。
市内15箇所の道路や河川、海岸沿いに監視カメラ・水位計・冠水センサーを設置。リアルタイムで状況を知ることができます。
https://nanjo.e-monitor.jp/nanjo/
南城市からの防災情報、国からの国民保護法に伴う情報、小中学校・幼稚園からのお知らせ、不審者情報、休校情報などの情報が受け取れるメールサービスです。
● 家の周囲やベランダの側溝・排水溝の掃除
● 風で飛ばされそうな物干し竿や植木を家の中へしまう
● 自動車のガソリンを満タンにする
● 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
● 雨戸や網戸を固定する
● 飲料水の確保、浴槽に水を貯める
● スマートフォンやパソコンの充電
● 懐中電灯 ● カセットコンロ
● 携帯用ラジオ ●貴重品
● 乾電池 ●飲料水
● 救急薬品 ● バッテリー
● 衣類 ● 子ども用品
● 非常用食品 ● 衛生・生理用品 など
● 危険箇所の確認
● 避難所の確認
● 避難経路の確認
● 家族全員への共有
気象庁は、地図上に危険度を色で表示する「キキクル」を提供しています。「キキクル」において「黒」が表示された場合、重大な災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況を表しています。
土砂災害や洪水により命に危険が及ぶ場所では、早めの避難を心がけ、遅くとも高齢者等は「赤」、一般の方は「紫」が出現した時点で、速やかに避難開始を判断することが重要です。
「キキクル」は、大雨や洪水による災害の危険が、どこで、どのレベルで迫っているかを、地図上で視覚的に知ることができる情報で、気象庁のホームページで公開されています。