1. 《2022年7月号》男女共同参画・多様な性

《2022年7月号》男女共同参画・多様な性

  1. 《2022年7月号》男女共同参画・多様な性
誰もが 自分らしく輝く 南城市へ 〜男女共同参画・多様な性〜
“ありのまま”の自分が認められる社会へ

「男のくせに」「女のくせに」… そんなふうに、性を理由にして誰かを傷つけていないでしょうか。また、性のあり方は、女性・男性と分けられるものではなく、虹のグラデーションのように多様です。

性による偏見や差別をなくし、お互いを認め合い、協力し合いながら、それぞれの個性や能力を思う存分発揮し、誰もが自分らしく輝ける「ハートのまち・南城市」をつくりあげていきましょう。

性別に関する無意識の思い込みがないか確認しましょう

男女共同

「男は仕事、女は家庭」は昔の話。それでも、私たちの意識に潜む固定観念は根深いものがあります。

「無意識の思い込みや偏見」のことを「アンコンシャス・バイアス」といいます。あなたの考えは次のリストでいくつ当てはまるでしょうか。

  • 親戚や地域の会合で食事の準備や配膳をするのは女性の役割だ
  • 女性に理系の進路(学校・職業)は向いていない
  • 男性は人前で泣くべきではない
  • 女性には女性らしい感性があるものだ
  • PTAには、女性が参加するべきだ
  • 実の親、義理の親に関わらず、 親の介護は女性がするべきだ
  • 男性は結婚して家庭をもって一人前だ
  • 家事・育児は女性がするべきだ
  • 共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ
  • 女性は感情的になりやすい
  • 男性は仕事をして家計を支えるべきだ
  • 女性には高い学歴やキャリアは必要ない
  • 自治会や町内会の重要な役職は男性が担うべきだ

出典:内閣府男女共同参画局ホームページより(令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究

男性も積極的に育児休暇を 〜育児・介護休業法 改正〜

育児参加
  • 育児休業の分割取得(2回まで)が可能に。
  • 従来の育児休業とは別に、産後パパ育休(出生時育児休業)創設。8週の間に合計4週間分(2回まで分割可能)取得可能。
  • 1歳以降も育休を継続する場合、育休開始日が柔軟化。夫婦で途中交代も可能に。
 
現行制度
 
令和4年10月1日より(例)
 

その他の改正 (令和4年4月1日施行)

  • 育児休業を取得しやすい雇用環境の整備(研修、相談窓口設置等)
  • 妊娠・出産(本人または配偶者)の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の義務化
  • 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和 など
 

詳細:厚生労働省《育児・介護休業法について》

多様な性を理解しましょう

  • L:レズビアン

    L:レズビアン
    女性として 女性を愛する人

  • G:ゲイ

    G:ゲイ
    男性として 男性を愛する人

 
  • B:バイセクシャル

    B:バイセクシャル
    性別にとらわれずに 両性を愛する人

  • T:トランスジェンダー

    T:トランスジェンダー
    からだやこころの性別に違和感を覚える人

このほかにも、自分の性別や好きになる性をはっきり決めていない人(Q:クエスチョニング)、性的指向が誰にも向いていない人(A:アセクシュアル)など、さまざまな人がいます。

 

こういった会話を耳にしたとき、あなたはどう感じ、どう対応しますか?

 
顔
ユリコ、恋人できたんだって? 彼氏ってどんな人?

恋愛対象は異性だけとは限りません。女性の恋人は「彼氏」、男性の恋人は「彼女」と想定されがちですが、同性や両性を好きになる人もいます。

 
顔
ナオキって 女っぽくてキモくない?

差別的な言動を見かけたとき、一緒に笑わない、同調しないというだけでなく、「そういうの、よくないよ」と一言、伝えてみませんか。

 

LGBTQ にじいろ相談

多様な性に関する相談窓口です。ご本人でも、ご家族でも、お気軽にご相談ください。

お問合せ 沖縄県男女共同参画 センターてぃるる
電話番号 098-880-8434
対応日時 毎週土曜日10時~17時
相談料 無料
 

南城市では「男女共同参画都市」を宣言しています

  • 一、私たちは、男女(ひと)が個人としてともに尊ばれ、認めあい、それぞれの個性を生かし協力し、活力あるまちをめざします。
  • 一、私たちは、男女(ひと)が平等に行政・地域・団体などの意思決定の場に、参画できるまちをめざします。
  • 一、私たちは、男女(ひと)の人権を尊重し、健康で安心して暮らせるまちをめざします。
  • 一、私たちは、互いに家庭、職場、地域活動で、男女(ひと)が対等なパートナーとして能力が発揮できるまちづくりをめざします。
  • 一、私たちは、男女(ひと)が手をとりあい豊かな自然環境を守り、文化・国際交流の輪をひろげ、平和を愛し発信するまちをめざします。

このページは秘書防災課(広報係)が担当しています。

〒901-1495 沖縄県南城市佐敷字新里1870番地
TEL:098-917-0256   FAX:098-917-5424

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