国民健康保険は、被保険者の皆さんが病気やけがをした場合でも医療費の一部を支払うだけで必要な医療を受けることができる制度で、被保険者の皆さまが納める国保税のほか、国・県・市などの負担金等でまかなわれています。
近年の急速な高齢化や医療技術の高度化、生活習慣病患者の増加などにより医療費は年々増加傾向にあることから、国保財政は厳しい状況となっています。
1人当たり医療費は、5年間で約1万700円増加しています。1人当たり保険税収納額は、5年間で約7千円伸びていますが、それを上回る医療費支出をまかなうには程遠い状況となっています。 国保財政の健全な運営を目指すためには、保険者である市の取り組みはもちろん、被保険者である市民の皆さまのご理解とご協力が必要です。