認知症を知る

認知症を知ろう

認知症の悩み

● 家族が認知症かも… ● これって認知症の症状?

認知症は通常の「老化」ではなく「脳の病気」です。記憶や思考などの能力が少しずつ低下して、日々の生活に支障が出るようになります。認知症への理解を深め、認知症の人が尊厳と希望をもって同じ地域で共に生きる「共生」の社会をつくっていくことが大切です。

認知症の種類 原因 特徴
アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症
最も多い認知症で脳の機能が全般的に低下。 もの忘れ、徘徊、見当識障害(※1) 等
血管性認知症
血管性認知症
脳梗塞や脳出血が原因で発症。 もの忘れ、感情コントロールできない、手足のしびれ 等
レビー小体型認知症
レビー小体型認知症
脳にレビー小体という物質が蓄積され発症。 幻想、妄想、うつ症状、パーキンソン症状(※2) 等
前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症
脳の前頭葉や側頭葉が委縮して発症。 身だしなみに無頓着、同じ言動、人格が変わる、自発性低下 等

※1 見当識障害 … 時間や場所が認識できなくなる  ※2 パーキンソン症状 … 手足が小刻みに震えたり、筋肉がこわばる

加齢によるもの忘れと認知症の違い

加齢によるもの忘れと認知症の違い

例えば「朝ご飯に何を食べたか思い出せない」といった「体験の一部」を忘れるのは普通のもの忘れですが、「朝ご飯を食べた」など「体験全体」を忘れてしまう場合は、認知症の可能性が疑われます。

認知症が疑われるサイン

認知症は、完治が難しいとされていますが、軽度認知障害(MCI)の段階で発見できれば、認知症への移行の先送りなどができます。ご自身・ご家族に気になる症状があればひとりで悩まず、早めにご相談ください。

  • 直前にしたことや話したことを忘れる
  • 同じことを何度も言ったりたずねたりする
  • 慣れた道で迷ったりする
  • 身だしなみに気を使わなくなる
  • つじつまの合わないつくり話をするようになる
  • ささいなことで怒りっぽくなる
  • 財布などが見当たらない時、盗まれたと人を疑う

認知症あんしんガイド

南城市では、市民の皆さまに認知症について理解していただくとともに、ご自身やご家族が認知症になったときの不安を少しでも軽減していただけるよう、「認知症あんしんガイド」としてまとめました。
▶︎【認知症ケアパス】認知症あんしんガイド

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