南城市は、2006年1月1日に佐敷町、知念村、玉城村、大里村の旧4町村が合併して誕生したまちです。市民と行政が協働で築き上げた目覚ましい業績の数々は、市町村合併の成功例として高い評価を得ています。

 三方を美しい海に囲まれ、起伏に富んだ地形に豊かな緑があり、東海岸に位置して朝日が昇る本市は、「海と緑と光あふれる南城市」を将来都市像のビジョンとして掲げています。

また、地形がハートの形をしていることから「ハートのまち」としての知名度も高く、そのブランド力を福祉や産業に活用する取り組みも進めております。

南城市は琉球開闢神話の舞台や戦国の琉球を統一した尚巴志王の生誕地でもあり、また沖縄戦直後には復興の拠点が置かれるなど、歴史の転換期（始まり）において重要な役割を果たしてきました。

新たな時代を迎える今、いつまでも住み続けたいと思える持続可能なまちづくりが求められています。

本市勢要覧を通じて、本市における地域資源の豊かさ、産業のポテンシャル、市民の活力などをご覧いただき、人と自然が調和した田園文化都市に向けた歩みを感じていただければ幸いです。