生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。
生活保護は、病気やケガなど何らかの理由により生活に困窮している家庭で、あらゆる手だてを講じてもなお、「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法第25条)を送ることが出来ない場合に、その足りないところを補うとともに、一日も早く自分たちの力や他の方法で生活することができるように手助けをする制度です。
▶︎生活保護のしおり
生活保護には、次の8つの種類があり、あなたからの届け出や申請により必要に応じ決定されます。
①事前の相談
福祉事務所の窓口に相談し、生活保護制度の説明などを受けます。個人情報は適切に保護されます。
②申請
生活保護を受けるための「生活保護申請書」などを提出します。
③調査・審査
福祉事務所が生活状況や資産状況などを調査し、保護がうけられるかどうか審査します。
④結果通知
調査と審査がおわると、生活保護を受けられるかどうかの決定が通知されます。
⑤受給開始
生活保護を受けることが決定したら、毎月の支給が始まります。
⑥開始後のフォロー
福祉事務所の担当者(ケースワーカー)による訪問調査や就労に向けた助言・指導などが行われます。