南城市は、平成18年1月1日に4町村の合併で誕生し、町村合併を踏まえた「一体的な都市づくりの実現」という目標を掲げ、都市計画の基本的な方針、将来ビジョンとなる「南城市都市計画マスタープラン」を平成21年11月に策定(平成27年に一部改定)しました。
策定以降、都市計画区域再編を実現し、都市計画に関する各種制度の活用による良好な住環境の形成や道路等のインフラ整備、民間による開発や建築による人口増加や雇用の場の創出など、目標に掲げたまちづくりへの歩みを着実に進めています。
更には、那覇空港自動車道に直接連結する「南部東道路」の一部供用開始や南城市庁舎等複合施設・公共駐車場の整備、地域公共交通の再編等、市のまちづくりを取り巻く状況も大きく変化しており、こうした状況の変化に合わせて、より具体的なまちづくりが進められるよう、現行のマスタープランの内容を令和6年10月に改定しました。
今後とも、市民・自治会・事業者・市などの各主体との協働体制のもと、良好な住環境の形成を図り、本市の将来像である「海と緑と光あふれる南城市」を実現し、「住んでよかった、これからも住みたいまちづくり」を目指して参ります。
南城市総合計画の将来像の実現に向け、主に都市計画に関する分野からまちづくりの目標や方向性などの基本的な方針を示すものです。市だけでなく、市民や自治会等の地域コミュニティ、事業者の方々など、多様な主体とまちづくりの目標を共有するための計画です。
南城市先導的都市拠点創出ビジョン(平成27年10月改定版の地域別構想編)