平成26年11月に「まち・ひと・しごと創生法」が成立。同法に基づき、本市は「人口動向分析」「将来人口推計」を行い、本市の地域特性を活かした、まちづくりの可能性を踏まえて「南城市人口ビジョン」を策定し、将来人口5万人を目指すこととしました。
また、人口ビジョンの実現を目指すため、今後5か年の目標や取り組み策を示した地方版総合戦略「南城ちゃーGANJU CITY創生戦略」を策定しました。
今後は、同戦略に位置付けた様々な取り組みについて、着実な推進を図ってまいります。
「南城ちゃーGANJU CITY創生戦略」の全体像※ちゃーとは、沖縄方言で「ずっと」という意味、継続的なまちづくりの推進を示す。
※GANJU(がんじゅう)とは、健康で頑丈を意味し、同時に「(G)元気で、(A)明るく、(N)仲良く、(J)ジンブン:知恵ある、(U)ウマンチュ:万人」の社会、まちづくりを示す。
(経緯等)
地方版の人口ビジョン・総合戦略は、少子高齢化、人口減少克服と地方創生を併せて行うことを目指し、国が定める政策分野を勘案しつつ、各自治体が政策分野ごとの5年後の基本目標の設定、実現すべき成果に係る数値目標や実施状況の検証、客観的な指標を設定し、かつ、後年度において実施状況を検証・改善をする等を踏まえ策定するものです。
南城市も、平成27年6月4日に戦略策定の審議・決定機関として、市三役及び部長等で構成する「南城市創生推進本部会議」を設置、さらに同本部会議への助言、意見交換を行う目的で、産業界、学界、金融機関、市民代表など、複数の外部有識者で構成する「南城市創生推進会議」を発足、市議会と併せ、これまで本部会議7回、推進会議3回、市議会3回の審議等を経て策定に至りました。
なお、このような会議等の場では、人口ビジョン・総合戦略に係るデータ収集や分析作業、市民の意識意向調査、ニーズ調査、集落実態調査等の独自調査の分析結果に加え、国から提供されている地域経済分析システム(RESAS)の活用等による地域特性の把握を行い、取りまとめた情報を提供したうえで、本市の人口ビジョン及び総合戦略に係る分析、草案に対する審議等を行っております。