1. 汚水管に雨水が流れ込まないようにしましょう!

汚水管に雨水が流れ込まないようにしましょう!

  1. 汚水管に雨水が流れ込まないようにしましょう!
下水道

南城市下水道課では下水道を管理していますが、雨天時には晴天時の倍以上の汚水が処理場等に流れ込んでいます。

その要因の一つとして、各家庭での雨水が下水道に混入していることが考えられます。

この問題を改善することで、各処理場の長寿命化や安定的な汚水処理が可能になり、さらに道路上や家庭内での逆流防止など多くのメリットがあります。

正しい下水道への接続・間違った下水道への接続

正しい下水道への接続

正しい流れ

間違った下水道への接続

間違った流れ
  • 雨どいを汚水管につなげて雨水を流してはいけません。
  • 屋根のない「屋外の流し」など、汚水管につながる場所に雨水を流してはいけません。(雨が入らないよう対策してください)

雨水を汚水管に流すと

  • 道路上のマンホールや宅地内で処理しきれなくなり、家庭からの汚水が流れなくなることがあります。
  • 道路のマンホールから汚水が溢れるなど、重大な事故につながる危険性があります。
  • 汚水をきれいな水へ処理する下水処理場で処理しきれなくなります。
  • 下水処理場で処理する費用は、皆さんの下水道使用料が使われているため、処理する必要のない雨水が流入することで、下水道使用料の負担増につながります。

誤接続を発見したらどうしたらいいの?

宅内配管の改修工事や、マスなどの取り替えにかかる費用は自己負担になりますが、早急に改修工事をお願いします。改修工事については、指定工事店に依頼してください。(指定店一覧はこちら

ご家庭の排水設備で分からないことがありましたら、下水道課にお問い合わせください。

その他(公共下水道と排水設備の維持管理の責任の境界について)

下水道管には、下水管を点検したり清掃ができるように、管渠のほかに公共汚水マス、取付け管、マンホールなどが設けられており、これらを総称して「公共下水道」といい、市が管理しています。

これとは別に、住宅などの生活排水を公共下水道へ流すための排水管・中間マス・防臭マスなど、使用者(建築物・土地所有者など)が敷地内に設ける「排水設備」があります。

公共汚水マスを管理責任の境界として市と使用者それぞれが管理します(上記「正しい下水道への接続・間違った下水道への接続」の図とおり)。従って、公共汚水マスより宅地側の排水設備は、使用者の財産ですから維持管理は使用者が行うこととなります。

※管理責任の境界が公共汚水マスでない場合があります。ご不明な場合は下水道課へお問い合わせください。

汚水管に雨水を流してはいけない根拠および罰則

下水道法施行令(排水設備の設置及び構造の技術上の基準) 第8条第4項
分流式の公共下水道に下水を流入させるために設ける排水設備は、汚水と雨水とを分離して排除する構造とすること。
南城市下水道条例(改善命令)
第30条

市長は、公共下水道の管理上必要があると認めるときは、排水設備又は除害施設の設置者若しくは使用者に対し、期限を定めて、排水設備又は除害施設の構造若しくは使用の方法の変更を命ずることができる。
※改善命令に従わない場合は罰則あり

このページは下水道課が担当しています。

〒901-1495 沖縄県南城市佐敷字新里1870番地
TEL:098-917-5349  

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