県都・那覇にほど近い南城市。実は近年、独自の公共交通システムや道路網を整備し、飛躍的に交通の便が向上しています。
Nバスは市内中心部に位置する南城市役所を発着点としています。通勤・通学、通院やショッピングに便利な系統で、きめ細かな市民ニーズに応えています。
65歳以上の高齢者や未就学児は乗車無料。大人は160円、小中高校生は80円という手頃な市民料金（回数券、OKICA利用）も愛される理由のひとつ。カラフルでフレンドリーな車体は観光客にも人気です。
電話などで事前に予約をして乗車する乗合型の新しい交通システムです。専用の車両でお迎えに行き、市内の目的地までお送りする、タクシーの便利さと路線バスの手軽さを併せもった交通サービスです。
那覇空港自動車道から、南城市の東部地域まで伸びる高規格道路です。完成すれば、首里城と斎場御嶽間の移動時間が約30％、東海岸に位置する知念地域と県立南部医療センター間が約40％短縮され、観光振興や住民生活の向上が期待されています。
また、先導的都市拠点の南城つきしろインターチェンジ南側では、民間事業者による区画整理事業が開始され、大型商業施設「コストコ」の立地も予定されています。
南城市は商業地が集積する与那原町・南風原町・八重瀬町と隣接し、那覇市や豊見城市へは車で約30分程度と、都市部への通勤や買い物に便利な場所です。一方で、全国でも稀に見る規模の風致地区を指定し、自然環境の保全にも努めています。利便性と自然の調和のとれた暮らしが南城市の特徴です。
