現在、南城市内において、カラスやネコによるごみ荒らしの被害が発生しています。被害の拡大を防ぐためには、市民一人ひとりのご協力が不可欠です。
カラスやネコなどの動物によってごみが散乱した際の片付けや、被害を未然に防ぐための対策については、ご自身で対応していただきますようお願いいたします。
カラスは雑食性で、人が食べるものはなんでも食べます。小動物を捕まえて食べたりもします。
普段は用心深く、人を襲うことはほとんどありませんが、子育ての時期(3月~7月)になるとヒナや巣を守ろうとして近づくものに対して威嚇したり攻撃することがあります。
ネコは嗅覚が優れており、生ごみなどのにおいに引き寄せられてごみ袋を引っかいたり、中身を取り出してしまうことがあります。
野良ネコは人に慣れていないことが多く、近づくと逃げる傾向がありますが、食べ物のにおいを記憶して、繰り返し同じ場所に現れることがあります。
カラスは嗅覚はそれほど発達していないため、おもに食べ物を目で見て判断していると言われています。
生ごみを可燃ごみの指定袋に入れる際は、外側から見えないよう袋の中心に配置しましょう。
(※黒い袋等は使用しないようにしてください)
ネコは主に嗅覚で食べ物を探します。生ごみのにおいが漏れないようにビニール袋で生ごみを包んだり、生ごみの水分を十分に切ってにおいを減らしたり、ごみ袋の口をきっちり縛るなどして、においが外に漏れないようにすることが効果的です。
カラスやネコに狙われる時間を少なくするため、収集日の前日や収集後にごみを出さないようにしましょう。
また、収集日以外にごみを出すと、臭いなどで近隣住民の迷惑になります。
生ごみや残飯の量を減らすことも有効な対策です。ごみの減量は、カラスやネコの問題への対応としてばかりではなく、資源の有効活用という観点でも、取り組むべき大きな課題です。
※南城市では、生ごみ処理容器購入費の助成をしていますので、ぜひ利用ください。
適切にネットを使用すれば、簡単かつ低コストでカラスによるごみの散乱を最小限にくい止める有効な方法です。
目の大きさは5mm以下の細かいものを使用し、ごみがはみ出さないようにしっかりと覆いましょう。また、カラスが頭を入れられないように、縁に重しを取りつけるなどの工夫をしましょう。