沖縄県により、水防法に基づき「琉球諸島沿岸における高潮浸水想定区域」が新たに指定・公表されました(令和8年8月27日指定)。
市民の皆様におかれましては、ご自宅や職場周辺の危険性を事前に確認し、台風等の高潮発生時における早めの避難や防災対策にご活用ください。
高潮浸水想定区域図とは(仕組みと目的)
想定し得る最大規模の台風等により高潮が発生した際に、「どこが(浸水区域)」「どれくらいの深さまで(浸水深)」「どのくらいの時間(浸水継続時間)」浸水するかを想定し、図にまとめたものです。
※ シミュレーションの前提となる降雨を超える規模による氾濫や支川の氾濫、高潮および内水による氾濫等は反映していないため、洪水浸水想定区域図に記載されていない箇所においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。
浸水深(水深の目安)の色分け
地図上では、地盤の高さから水面までの深さが次のように色分けされています。
- 0.3m未満(足首がつかる程度)
- 0.3m以上 0.5m未満
- 0.5m以上 1.0m未満(大人の膝程度)
- 1.0m以上 3.0m未満(大人の腰〜背丈以上)
- 3.0m以上 5.0m未満
- 5.0m以上 10.0m未満
南城市の高潮浸水想定区域図
南城市内の浸水想定区域および浸水深・継続時間については、以下のPDFファイルより確認いただけます。
ご利用にあたっての留意事項
上記の高潮浸水想定区域図をご覧になる際は、以下の点にご留意ください。
- 想定を超える規模の台風もあり得ます
本図は「最悪の事態」を想定して計算されていますが、これを超える規模の台風や高潮が発生しないというものではありません。
- 大雨や「内水氾濫」は考慮されていません
この図はあくまで「高潮(海水)」による浸水を想定したものです。激しい雨が同時に降ることで、下水道や側溝から水があふれる「内水氾濫(大雨による浸水)」や河川の氾濫は含まれていません。実際には、これらと重なることでさらに浸水が広がり、深くなる恐れがあります。
- 地下空間への浸水リスクに注意してください
地下へつながる階段やエレベーター、換気口などが浸水区域にある場合、雨水や高潮が流れ込んで地下が危険な状態になる恐れがあります。地下にいる場合は、早めの地上への避難が必要です。
- 局所的な地形や建物の影響
地図で示されていない細かな地盤の凹凸や、個別の建物の配置などにより、想定区域外であっても浸水が発生したり、想定より深く水が溜まったりすることがあります。
- 干満による長期の浸水リスク
もともとの地盤が満潮時の海面より低い地域では、堤防等が被災した場合、高潮が収まった後も毎日の潮の満ち引き(干満)によって浸水が長引く可能性があります。
- 堤防等は「決壊」を前提にしています
海岸の堤防等は、一定の条件に達した段階で決壊するものとして、最悪のシナリオに基づいて計算されています。
今後の市の取り組み
南城市では今回指定された高潮浸水想定区域を基に、避難場所や避難経路などをまとめた「ハザードマップ」を今後作成し、公表する予定です。作成後は改めて広報誌および市ホームページにてお知らせいたします。
参考サイト