最終更新日:2026年10月14日
中山区で最も重要な伝統祭祀「ジーハンタスージ」が、集落の山側にある拝所「ジーハンタ」がある広場で行われました。拝所には、かつて知念グスク按司から中山の統治を任されていた人物「ジーハンタシー」とその妻子が祀られていて、5年廻り(数えで5年ごと、実質4年に1度)で祭祀を開催しています。中山区民や区出身者などが参加し、祖先への感謝、子孫繁栄、地域の発展を願います。
ジーハンタシーとその妻子が祀られた拝所に向かって手を合わせる参加者
干潮が終わり、潮が満ち始める時刻に合わせて始まる祭祀では、まずジーハンタシーとその妻子が祀られている拝所へ供物を捧げ、手を合わせます。続いて、広場の四方にある他の拝所へ向けて供物を運び、それぞれ手を合わせます。
次の拝所へ供物を運ぶ
各拝所で手を合わせる
その後は、区長挨拶や区外在住者代表挨拶などの式典が行われ、参加者は旗頭や綱引き、民謡などの余興を楽しみます。
旗頭の様子
前回の2022年はコロナ禍で祭祀が中止となり、8年ぶりの開催となりました。祭祀を通して地域の絆と中山区への思いを新たにした金城道年区長は、区の誇りであるこの大切な伝統を「子どもや孫の世代へしっかりと引き継いでいけたらうれしい」と感慨深く語りました。
