1. 「星見草」を上演。中学生が演劇を通して平和を学ぶ(2026/06/12)

「星見草」を上演。中学生が演劇を通して平和を学ぶ(2026/06/12)

最終更新日:2026年06月16日

南城市文化センターシュガーホールにて、市内の中学生を対象に演劇「星見草」が上演されました。平和学習の一環として実施され、佐敷中学校、知念中学校、大里中学校の3年生と、玉城中学校の1年生が鑑賞しました。

本作は、南城市出身で沖縄戦の語り部として活動した元白梅学徒隊の故・中山きくさんの生涯を題材にした作品です。中山さんの甥である俳優の津波信一さんを中心に、沖縄を拠点に活動する脚本家や演出家、俳優らによって制作されました。沖縄戦体験者が年々少なくなる中、戦争の記憶や平和への願いを次世代へどのように伝えていくかを模索する中で生まれた作品です。

  • 「星見草」を上演。中学生が演劇を通して平和を学ぶ(2026/06/12)

    上演の様子

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    津波信一さん(中央)ら出演者の皆さん

公演では、戦争によって多くの同級生を失い、自らだけが生き残ったことへの葛藤を抱えながらも、それを乗り越え、語り部として平和の大切さを伝える決意をした中山さんの姿が描かれました。生徒たちは真剣な表情で舞台に見入り、戦争の悲惨さや命の尊さについて思いを巡らせていました。

終演後、津波さんは中学生に向けて、「『思っているだけで平和は来ない。行動するのよ。』という中山さんの言葉をぜひ覚えていてほしい」と語りかけました。生徒たちは演劇を通して沖縄戦の実相に触れるとともに、平和について自ら考え、行動することの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。