1. いまできることを。大城区で旧盆行事(2021/08/21・8/24)

いまできることを。大城区で旧盆行事(2021/08/21・8/24)

最終更新日:2021年08月31日

コロナ禍で豊年祭や青年会のエイサーができない中、区民の方に少しでも旧盆の気分を味わってもらおうと、大城区で旧盆のナカビーに歌三線が生放送されました。
同区出身の大城貴幸さん(三線奏者)が企画。区と青年会も賛同し、『ナカビーデービル!今年や家居てぃ豊年祭』と題して、公民館での大城さんの生演奏を区内放送で届けました。
 

  • いまできることを。大城区で旧盆行事(2021/08/21・8/24)

    公民館から生放送(8月21日:提供写真) 

  • いまできることを。大城区で旧盆行事(2021/08/21・8/24)

    御願エイサー(8月24日:提供写真)

動画などで配信する方法もありましたが、区民に聞いて欲しいとあえて区内放送を選択し、MCも含めながら10曲を披露。SNSを通じて区民からのリクエスト曲にも応え、返信に自宅で曲に合わせて踊っている動画が届くなど、あたたかいやり取りもあったあそうです。

通常の形での旧盆行事ができない状況に大城さんは「外には出られないが、家にいて聞くことはできる。コロナが収まったら、盛大にやりたいという気持ちが湧き上がるはず」と期待を込めます。

 旧暦7月16日のウークイの翌日、大城区では豊年祭が行われています。コロナの影響で青年会によるエイサーや区民総出の綱引きは今年も見送りに。感染対策を施しながら、区の役員による御願エイサーと綱引きのみが行われました。

ナカビーでの生演奏の提案を歓迎した普天間邦夫区長は「昨年は青年会で花火をあげてくれた。若い世代を中心に、いまできることを考えている」と、喜びました。