1. コロナ禍でも地域の繋がりを。具志堅公民館で認知症サポーター養成講座(2021/03/19)

コロナ禍でも地域の繋がりを。具志堅公民館で認知症サポーター養成講座(2021/03/19)

最終更新日:2021年03月26日

具志堅公民館で地域の方を対象とした認知症サポーター養成講座が行われました。
 

  • コロナ禍でも地域の繋がりを。具志堅公民館で認知症サポーター養成講座(2021/03/19)

    講座の様子

  • コロナ禍でも地域の繋がりを。具志堅公民館で認知症サポーター養成講座(2021/03/19)

    受講の印「オレンジリング」を掲げて記念撮影


今回の講座が開催されたきっかけは、生活支援コーディネーターの東恩納椋子さん(社協)が、公民館で毎週あるミニデイに参加している認知症を患っている高齢の女性が、「ミニデイ以外の日でも公民館にもっと行きたい」と話していることがわかったことです。
 
南城市では、住み慣れた地域で安心して暮らして行けるよう、住まい・医療・介護・生活支援・介護予防が一体的に提供される『地域包括ケアシステム』の構築がすすめられています。
その取り組みの一つで、市社会福祉協議会が委託を受けている『南城市生活支援体制整備事業』の一環として、自治会や区単位での課題や気づきなどの情報を共有し、地域でやってみたいことや、できそうな取り組みを提案する『第3層協議体』があります。

 

コロナ禍でも地域の繋がりを。具志堅公民館で認知症サポーター養成講座(2021/03/19)

各協議体や会議の役割のイメージ図


具志堅区ではミニデイ以外の日でも公民館に集まれる環境づくりをしたいとの声があり、その第一歩として、認知症の方を見守りながら地域で支えていくために、認知症サポーター養成講座の開催が決まりました。
 
感染対策をしながら開かれた講座には、ミニデイを利用している方を中心に参加者が集まりました。講師をつとめた市地域包括支援センターの島袋幸生さんによるユーモアを交えた内容に耳を傾け、認知症への理解を深めました。
 
参加者からは「認知症との関わりが少ない若い方も、養成講座に参加できるようにしてほしい」との意見もあり、公民館を中心に地域の方を支える気運の高まりを感じさせる講座となりました。