最終更新日:2020年12月24日
南城市が令和3年度に予定している「こどものまち宣言」。市内の子どもたちによる宣言文づくりのワークショップもいよいよ最終回です。「今日で完成できるのか・・・」。そんな緊張感がただよう中、南城市役所でスタートしました。
最初は各参加者から提案された宣言文を全員が目を通し、投票で絞り込みます。張り出された文案に、シールで投票していく子どもたち。真剣そのものです。
票数の多かった案、票数が少なかったけれど強い思いで取り入れたい案など、数案に絞り込まれました。
「さて、どうしようか?」
ファシリテーターはあくまで子どもたちの主体性に投げかけます。顔を見合わせる子どもたち。しばらくは席に着いたままポツリポツリと意見を言うだけでしたが、次第に議論は熱を帯びます。
数人が立ち上がってホワイトボードに近づき、意見を述べはじめると、自然とフリーディスカッションに。いくつかのグループができて、文案を練り始めました。次第に4つのグループが3つになり、2つになり、とうとう1つの大きな輪に。
最後はホワイトボードに書き出して、一言一句を練ります。言葉にとらわれすぎていないか。想いは伝えられているか。何が主語で、何が目的なのか。
定刻をオーバーしながらも、なんとか文案が完成。案はこどものまち策定委員の皆さんに託されました。参加者のひとりは「最初は3回で完成できるのか不安だったけど、仲が深まって、これからの南城市について話し合い、ひとつの目標を定められたのがよかったです」と感想を語りました。宣言文案は今後、策定委員会への報告を経て、市長へ答申される予定です。
※文案は答申後に公開のため、画像内の文案はぼかして表示しております。