最終更新日:2020年12月21日
津波古の戦後を古写真で振り返る『津波古あんやたん かんやたん展』(主催:津波古自治会 後援:(公財)沖縄県地域振興会)が、19日より津波古公民館で始まりました。
この日は、『津波古字誌』掲載の古地図や、戦後の写真をスクリーンに映しながら、時代の変遷を語る座談会が開かれました。
かつて『馬天(ばてん)』と呼ばれ、港町として栄えていた津波古。戦前から料亭や商店が立ち並び、戦後は丘陵地に米軍高官の居住地『バックナービル』ができるなど、激動の時代と共に町の様子も変わってきました。
バックナービルに住むアメリカ人の家庭でメイドとして働いた方や、映画の上映や大衆演劇が催された『馬天劇場』の関係者など、当時を知る来場者からエピソードもあり、会場からは懐かしむ声が聞かれました。
高江洲順達自治会長は「昔の写真を見るとみんなの目が輝く。これからも写真展は続けていきたい」と語りました。
写真展は12月28日まで開催される予定です。