最終更新日:2020年12月10日
パラスポーツのボッチャ体験が、大里北小学校の体育館で開かれました。同イベントは南城市社会福祉協議会の福祉教育の一環で、参加した3年生は事前にパラリンピックについて学習を行なっています。
今回は南城市身体障がい者福祉協会の屋比久一男会長をはじめとする会員の皆さんと、県身体障害者福祉協会のスタッフが講師を務めました。
パラリンピックの正式種目となっているボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、青・赤それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、白いボールにいかに近づけるかを競います。障がいの有無や老若男女に関わらず、すべての人が一緒にプレーできるヨーロッパ生まれのスポーツです。
来年、聖火ランナーとして南城市内を走る屋比久会長は、自身の左手が義手であることを説明し、「見た目では障害者かどうかわからない人もいる。体の不自由な人がいたら手助けをしてください」と呼びかけました。
子ども達と一緒にプレーしたボッチャでは、一投ごとに声援がおくられ、点に結びつく投球には大きな拍手が湧き上がりました。