最終更新日:2019年11月12日
最初に旗頭が威勢良く立ち上がり、「麗澤」の文字がたなびきます。重さ51キロの旗頭を代わるがわる持ち、「サーサー」と気勢を上げ、オープニングを華々しく飾りました。
続いて地区内2つの学童クラブが盛り上げます。みなみクラブはけん玉のダンス、木の国学童は小さな旗頭と獅子舞で会場を沸かせました。
青年エイサーや旗頭を始めるに当たっては、伝統の残る周辺自治会や創作エイサー団体などから指導・協力を仰いだとのこと。今回のフェスティバルでは縁を繋いだ稲嶺、目取真、当間の伝統芸能のほか、創作太鼓集団・心(SHIN)や迎恩も出演。
初代青年会長で、フェスティバルの実行委員長をつとめた島袋貴也さんはフェスティバル開催の思いをこう語りました。
「お世話になった方々・地域・団体への感謝を伝えるためにフェスティバルを開きました。また、当初10名で立ち上げ、最大20名所属していた青年会も、少しずつ減少傾向にあります。これを機に、子どもたちに大里グリーンタウンの伝統を継承していってほしいという思いも込めています」
会場でエイサーや旗頭を熱い視線で見つめる子どもたち。青年たちの輝くようなイキイキとした姿が、子どもたちの心を動かしたに違いありません。