地域の文化遺産で本格組踊りを観賞する『文化遺産めぐりコンサート』(平成31年度南城市地域孫会議・文化遺産めぐりコンサート事業)が、今年も市内4会場で開催されます。
上演300周年を迎え注目が高まっている組踊を見ようと、初日の会場となった手登根区公民館には多くの区民などで賑わいました。(雨天のため手登根農村公園から会場変更)

上演前には組踊研究者の鈴木耕太さん(写真左)を迎えてのプレトークが行われ、組踊の歴史や地謡・立方の役割、上演される演目『二童敵討』の見所などが解説されました。
『二童敵討』は、300年前に初めて上演された組踊です。親子や友人同士、お茶やお酒を飲みながらなど、公民館ならではのスタイルで鑑賞する姿がみられました。

上演後には出演者が登壇し、役ごとの衣装の違いやメイクなど演じる側から見た組踊を話すアフタートークが行われ、来場者は興味深げに耳を傾けました。
今年の『文化遺産めぐりコンサート』は日程は下記の通りです。
開催日・会場 |
- 10月19日(土)手登根農村公園*終了しています*
- 11月9日(土) 稲嶺農村公園
- 11月30日(土)船越公民館前広場
- 12月14日(土)當山公民館前広場
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出演 |
子の会(しーのかい) |
時間 |
各会場とも 開場 18時30 / 開演 19時 |
入場料 |
無料 |
※雨天の場合は、いずれも公民館の中で行います。