1. オリジナルマップで地域の魅力を発信!! 尚巴志塾 成果発表(2019/02/16)

オリジナルマップで地域の魅力を発信!! 尚巴志塾 成果発表(2019/02/16)

最終更新日:2019年02月22日

地域を学び、その資源をまちづくりに活用していくための人材育成を目的とした、『平成30年度南城市尚巴志塾』の成果発表が佐敷公民館で開かれ、対象の市内9地域を半年間かけて学んだ受講生がオリジナルの地域散策マップを発表しました。

①綱武士(大城)
区民の絆のつながりの元の綱引きを題材に、綱引きに関連する拝所など7ヵ所をウォークラリーで巡るマップを作成。子ども達に地域の魅力を知ってもらうために紙芝居も作成。

②真境名チーム(真境名)
貴重なシンタ(竹細工の一種)作りの技術継承や、地域の歴史的背景が実感できるマップを作成。集落散策とシンタの技術を使った雑貨作りなどの体験メニュー案も発表。

③チーム津波古(津波古)
かつて華やかだった馬天港に着眼し、古い写真といまの風景を見比べながら散策するノスタルジーなコースと作成。地域で盛んなノルディックウォークなども取り入れ、観光と健康を結びつけて事業化を目指す。

④福々チーム(稲福)
サクサクと気軽に周れるコース作りを意識し、コンパクトな区域内で景色や遺物を楽しむマップを作成。人を集めて地域を活性化させたい若い世代のメンバーの想いが詰まったコース。

⑤食榮森(南風原)
御嶽やカーにみられる石工技術と、女性を尊重し男女共同のむらづくりをしてきた歴史をアピール。かつて行政の中心地だったこと、戦後の生活基盤がいちはやく整備された痕跡、戦火を逃れた石工技術のすばらしさがちりばめられたコース。

⑥ビラ137(新里)
第一尚巴志のゆかりの地としての歴史、地域資源、絶景の3つのポイントをあげ、尚巴志ハーフマラソンの難所でもある新里ビラを中心にコースを作成。コースの試し歩きには区内外から参加者が集まった。

⑦島添ウフザトグスク(西原)
尚巴志が三山統一を成し遂げ琉球王国を樹立させる以前の歴史に光をあて、島添ウフザトグスク、西原区の歴史、伝説などを体感できるコース。御嶽も数多くあり、パークゴルフもできるので家族で楽しめる。

⑧グスク糸数(糸数)
糸数グスクの魅力、フォトジェニックポイントを紹介。城壁や木々、夕日が見える公園などSNS映えするスポットを巡る70分のコース。メインターゲットはアブチラガマ見学した観光客など。

⑨船越チーム(船越)
写真を撮りながら船越を楽しんでもらうコース。写真映えするスポットが多く、石積み、石畳道、7つのカーなどがあり、県道沿いの集落なのでドライブしながら散策できる。片手で持ち運べるマップを作成。

発表後の修了式で上原廣子教育長は「もっと詳しく聞きたくなる内容でした。きょう発表した地域の宝物は未来に残す南城市の財産になります。こらからも地域を発信するリーダーとして活躍してほしい」と発表者を称えました。