最終更新日:2018年09月13日
団塊の世代が75歳以上となる2025年へ向けて、住み慣れた地域で安心して暮らして行けるよう、住まい・医療・介護・生活支援が一体に提供される『地域包括ケアシステム』の構築が各市町村ですすんでいます。
先月の佐敷地区に引き続き、地域ごとの課題や気づきなどの情報を共有して、安心して暮らしていける地域づくりへつなげる大里地域(大里南小学校区)の地域ケア会議(第2層協議体)が、南城市大里農村環境改善センターで開かれました。
各自治会・区が「居場所」、「食事」、「活動」、「ヒト」の4つからテーマを1つ選び、地域ができること、地域が望むことを具体化していくグループワークでは、ほとんどのグループが「活動」を選びました。
新興住宅やアパートなどが増えている大里地域では、若い世代が集まりやすい活動をすすめたいとの意見や、青年会、女性会、老人会、子ども会など途絶えがちになっている地域活動を復活させたいとの声が多くあがりました。
今回の会議で発表された意見や提案は、次回以降の会議でさらに練り上げ、地域包括ケアシステムの構築につなげていきます。
今年度のケア会議は、9月21(金)にしらゆりの園地域密着型特別養護老人ホームおおざとで開催される大里地域(大里北小学校区)で市内一巡となります。
地域包括ケアシステム・地域ケア会議のお問合せは、南城市社会福祉協議会(TEL:098-917-5692)まで。