1. 五穀豊穣へ感謝を込めて。弥勒と練り歩く外間区「8月カシチー」(2026/09/26)

五穀豊穣へ感謝を込めて。弥勒と練り歩く外間区「8月カシチー」(2026/09/26)

最終更新日:2026年09月28日

外間区で五穀豊穣と収穫に感謝を捧げる伝統行事「8月カシチー」が催されました。外間区には、5月ウマチー、6月ウマチー、6月アミシー(綱引き)、旧盆ウークイ翌日のヌーバレー、そして8月カシチーという5つの大きな伝統行事がいまも受け継がれています。ヌーバレーとこの日のカシチーには、地域に幸せをもたらすとされ、区で大切に継承されている「弥勒(ミルク)」が登場します。

五穀豊穣へ感謝を込めて。弥勒と練り歩く外間区「8月カシチー」(2026/09/26)

弥勒を先頭に地域を練り歩く外間区の「8月カシチー」

一行は区内の門(ジョウ)と呼ばれている玉城家を出発し、志茂(シム)と呼ばれている平田家、隣の冨祖崎区との境界、そして公民館へと練り歩きました。道中では、威勢の良い旗頭や男女による太鼓演舞(ガーエー)も披露され、集落全体が華やかな熱気に包まれました。

五穀豊穣へ感謝を込めて。弥勒と練り歩く外間区「8月カシチー」(2026/09/26)

虎の絵と外間村の文字が描かれた旗頭を掲げる

演舞に用いられた旗頭ののぼり旗は、戦後すぐに作られた歴史あるもので、墨書きの迫力ある虎の絵と「外間村」の文字が描かれています。また、弥勒の手作りの面も補修を重ねながら、大切に受け継がれてきました。今年のヌーバレーとカシチーで初めて弥勒を演じた平田克哉さんは、「子どもの頃から行事に参加してきたので、本番も練習なしで自然と体が動きました」と笑顔で語りました。

多くの区民が集まり盛況となった光景を目にし、小波津佐造(さぞう)区長は「台風の影響で天気が悪く、人が少ないと心配しましたが、子ども達もたくさん集まってよかった」と胸を撫で下ろし「地域の伝統を次の世代にも繋いでいきたいです」と意気込みを話しました。