最終更新日:2026年05月19日
南城市の無形民俗文化財「古堅のミーミンメー」が、古堅区で開催されました。旧暦4月1日に近い日曜日や祝日に行われる豊年や地域の繁栄を願う同区の伝統行事で、「豊年祭」とよばれることもあります。弥勒(ミルク)が旗頭や子ども達を引き連れて集落を練り歩き、豊年と繁栄を祈願します。道中にある主要な拝所や広場では子ども達が可愛らしく踊り、青年達が伝統の棒術を奉納しながら、集落を巡ります。
弥勒と一緒に練り歩き、豊年と繁栄を祈願
一行は集落の草分けの家とされる照屋家(ティーラ)、公民館に隣接するお宮、公民館の庭、アシビナー、アシビモー(農村公園)を順番に巡りました。ハッピを着た子ども達が耳たぶをつかみながら「ミーミンメー シーヤープー」と歌いながら踊る姿に、見守った観客は手拍子で応えました。最後となるアシビモーでの奉納が終わると、弥勒も一緒にカチャーシーを披露して豊年と地域の繁栄を願いました。
子ども達が踊りを披露(お宮)
弥勒と一緒にカチャーシー(アシビモー)
元々は畑を耕す勝負や布を織る勝負をして競い、それが巡り巡って今の豊年を祝う祭りになったというミーミンメーの歴史を説明した下地康之区長は、「行事の開始直後に雨に降られましたが、豊年という意味では恵みの雨になりました」と語りました。続けて「道ジュネーの先頭を走る旗頭の薙刀で悪いものを切る意味があります。皆さんの今年1年の悪いものを切っています」と、地域住民や行事に協力した方々の健康を祈願し、感謝の言葉を述べました。
