1. 沖縄戦に関する資料を平和教育に活用。「平和教育担当者連絡会」を開催(2026/04/15)

沖縄戦に関する資料を平和教育に活用。「平和教育担当者連絡会」を開催(2026/04/15)

最終更新日:2026年04月16日

南城市立小中学校の平和教育担当者を対象とした「令和8年度 平和教育担当者連絡会」が、市役所で開催されました。戦争体験者の高齢化や減少により、体験談を直接聴く機会が困難となる中、市教育委員会の文化課が長年蓄積してきた沖縄戦に関する調査研究成果やデジタルアーカイブを学校現場で効果的に活用することを目指した、令和7年度から始まった取り組みです。

沖縄戦に関する資料を平和教育に活用。「平和教育担当者連絡会」を開催(2026/04/15)

平和教育担当者連絡会の様子

連絡会には各小中学校の平和教育担当の教員や教育委員会の地域コーディネーターが参加。琉球大学教育学部の山口剛史教授と同大学国際地域創造学部講師の山城彰子さんがファシリテーターを務め、今年度の授業のテーマ設定や講師選び、活用できる資料などをアドバイスしました。

はじめに、事前に実施したアンケート結果をもとに学校における平和教育の現状と課題を各グループで共有しました。続いて、地域資料を活用した視点として、旧町村時代より蓄積してきた校区ごとの沖縄戦の証言をまとめた市の刊行物があることや、各学校の実態に合わせたワークシートを作成して授業に活用している事例が紹介されました。山口教授は「沖縄戦について子どもたちに探究してもらう授業づくりができます」と地域資料を活用する意義を語りました。

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    資料の活用をアドバイスする山口剛史教授

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    各グループで活発な意見が交わされる

活用可能な支援・資料として、教育委員会が実施している地域コーディネーターによる講師選定のサポートと、「なんじょうデジタルアーカイブ」で公開されている各学校で実施された平和教育授業の記録や、体験者の証言を演者が朗読しているYouTubeの動画などのコンテンツが閲覧・ダウンロードできることが紹介されました。山口教授は「子どもたちのために、一緒にいい授業をつくっていきましょう」と参加者へエールを送りました。

参加した教員からは「各小中学校の平和教育授業の取り組み一覧があり、同じ中学校区内にある小学校で授業の方向性を統一することもできそう。小学校での内容をうまく中学校へ繋いでいくことが可能になる」など、効果的な資料活用の提案があがりました。

文化課では、希望する教員を対象に「南城市の沖縄戦学習教材開発ワークショップ」を7月29日に開催する予定です。

 

関連サイト

なんじょうデジタルアーカイブ

https://nanjo-archive.jp/