知念地域の地理的中心にある安座真の魅力を発信しようと、今年度の上がり太陽プラン事業で提案事業が採択された大神宮研究会による地域散策と交流のイベント『あざまを知ろう！』が開かれました。

イベントには市内外から47名が参加。午前中は安座真にある史跡などを散策、午後は公民館で地域の伝統芸能を観賞し、地域の方と交流を深めました。

伝統芸能を披露後、カチャーシーで大団円（安座真公民館）

公民館では、旧盆行事のヌーバレーで演じられる『鳩間節』と『谷茶前』が披露されました。安座真伝統芸能保存会で顧問を務める具志堅哲美さんは「先輩が芸能を披露している姿に若い世代が憧れ、次の世代に伝統が引き継がれてきた」と参加者に話し、独自の衣装や踊りを説明しました。

参加者からは「伝統芸能が息づいている。涙がでそうなくらい感動した」などといった感想があり、最後は会場一体となってカチャーシーを踊りました。

大神宮研究会の藤原明美さんは「多くの方に安座真の魅力を知ってもらえてうれしい。散策ツアーは今後も続け、地域の魅力を発信していきたい」と語りました。