南城市文化センター・シュガーホールではホールでの公演にとどまらず、市内の学校へ出向き、アーティストによる生の音楽を子どもたちに親しんでもらう活動を続けています。この日は久高小中学校の全校生徒の皆さんと音楽を楽しみました。

第一部では、仲村渠悠子さん（ピアノ）、田場尚子さん（ヴァイオリン）、上原玲未さん（チェロ）による生の演奏や楽器の仕組みなどを、間近で聴いて、触れて、体験しました。楽器から空間や床に伝わる振動を体感できるのは、出前授業ならでは。

第2部は、校歌をアレンジするというワークショップ。3つのグループに分かれ、児童生徒から挙げられたキーワード「こわい」「かわいい」「おだやか」をイメージしたアレンジをしていきます。校歌の譜面に、キーワードをイメージしたリズムを乗せ、自分たちでセレクトした楽器を使って練習。短時間ながら、素晴らしい仕上がりとなりました。

参加した生徒は「弾き方の違いやアレンジでいろんな表現ができてすごいと思った」と音楽の楽しさや魅力を実感した様子でした。