1. 当間区で特定健診の受診を呼びかけ(2023/06/04)

当間区で特定健診の受診を呼びかけ(2023/06/04)

最終更新日:2023年06月19日

令和5年度の特定健診が開始される中、南城市の保健師が地域へ足を運び、特定健診の受診を呼び掛けました。

当間区で特定健診の受診を呼びかけ

特定健診の受診を呼びかける比嘉区長(左)と城間保健師

この日、訪れたのは大里当間区(区長:比嘉敏和)。地域の草刈り活動前に、市の保健師である城間理早さんが特定健診の重要性を次のように説明しました。

「特定健診の結果は生活習慣の鏡です。高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病に陥らないため、またそれらが進行した際の腎臓病や心筋梗塞、脳出血を予防するためにも、特定健診は非常に重要なきっかけとなります」

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さらに、沖縄県民の健康状況について次のように解説しました。

  • かつて男女共に平均寿命が日本一だった沖縄県は、令和2年度では男性が43位、女性が16位まで順位を下げている。
  • 戦後、1日当たりの野菜摂取量が450グラムだったものが、現在では90グラムまで減少している。
  • 65歳未満の死亡率が全国で最も高く、若年層の死亡が多い。特に40代・50代の死亡原因として、脳血管疾患や虚血性心疾患が多い。

そして、草刈りに参加した40代・50代の方々に対して、特定健診受診の重要性を強調しました。

「令和4年度の南城市での特定健診受診率は、40代が24.6%、50代が33.1%と、決して高いとは言えません。働き盛りの世代は時間を作るのが難しいですが、年に一度の特定健診を受診することで、重症化や早死を防ぐため、自己の健康を見直す機会にしていただきたいと思います。」

特定健診受診率の目標は、国全体では60%、南城市では50%を掲げています。令和4年度の南城市の実績は40.9%、当間区は45%(自治会70地区中24位)。一方、最高値を記録した西原区の受診率は65%です。令和5年度の目標達成に向けて、皆様のご協力をお願いいたします。