1. 保護犬が児童と共に成長『成犬譲渡促進事業』修了式(2019/01/09)

保護犬が児童と共に成長『成犬譲渡促進事業』修了式(2019/01/09)

最終更新日:2020年02月15日

沖縄県動物愛護管理センターに収容されている成犬を新しい家族に送り出すため、訓練士が家庭犬としてのしつけを施す沖縄県の成犬譲渡促進事業の修了式が、市内の児童養護施設で開かれました。

施設の児童4名が昨年9月から12月までの訓練に参加し、ピノ(メス2歳)とチップ(オス1歳)のしつけや世話をしてきました。児童は訓練完了の証しとして、2匹にバンダナをプレゼントしました。児童には同事業を受託している一般財団法人沖縄県公衆衛生協会より修了証と、訓練士の井上さんから思い出のアルバムなどが贈られました。

修了式では訓練の成果も披露され、児童の「待て」や「伏せ」などの指示に2匹が従う姿や、障害物を勢いよく越える様子に、集まった関係者から拍手がおくられました。

児童は「短い間だったけどピノとチップに関わることができて良かった。新しい家族が見つかってほしい」と話しました。

成犬は子犬と比べて落ち着きがあり、体格や性格もわかっているので飼いやすいメリットがあるそうです。同事業のでは2匹の飼い主を募集しています。第1次募集は1月21日(月)まで。ご興味がある方は、沖縄県公衆衛生協会(TEL098-945-2686)までご連絡ください。


※同事業のフェイスブック・ブログ「成犬譲渡促進プロジェクト」で、これまでの訓練の様子をご覧いただけます。https://www.facebook.com/pg/seikenPJ