本書の内容

• 南城市に駐屯した日本軍の「陣中日誌」や米軍の「作戦報告書」、そのほか地域に残された史料（疎開学童の回顧録、対馬丸遺族の手記、「知念市史」…）など様々な資料を掲載、解説し、南城市域における沖縄戦の様相について新たな視点を提供する内容です。
• 本格的な沖縄戦の調査が行われていなかった大里村地域については、重点的な聞き取り調査、大里第一国民学校（現大里北小）の学童疎開調査を行いました。 

目次

第一章 沖縄戦前の軍事
第二章 教育
第三章 疎開
第四章 南城市に配備された日本軍
第五章 根こそぎ戦場動員
第六章 戦場となった知念半島
第七章 知念半島の収容所と知念市
南城市内の慰霊碑（塔）
「平和の礎」戦没者名簿の空間分布復元
南城市の沖縄戦 年表
掲載資料一覧
（目次詳細：PDF）

第2版正誤表（2022.1.26時点）

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 書誌規格

2020年（令和2）初版発行／2021年（令和3）第2版第1刷発行
B5版　フルカラー　770ページ　ソフトカバー
販売価格：4,000円

解説動画（YouTube）

1. 南城市出身の学徒隊 『南城市の沖縄戦 資料編』より　報告者：普天間朝佳氏（ひめゆり平和祈念資料館館長）
2. 南城市内の収容所〜“戦後”のはじまり〜 『南城市の沖縄戦 資料編』より
3. 大里村の学童疎開 『南城市の沖縄戦 資料編』より

関連情報

• ＜書評＞『南城市の沖縄戦 資料編 証言編―大里―』 証言を丁寧に語りつなぐ 　評者：川満彰・名護市史編さん係会計年度任用職員（琉球新報2021年4月25日付）
• 妻子5人失い「絶望」 「対馬丸」遺族、元村長の日記を公開 （琉球新報2020年8月21日付）
• 軽便鉄道爆発「青春なくなった」91歳に深い傷 76年前の弾薬爆発、友も犠牲 軍は公にせず（琉球新報2020年12月11日付） 
• 市長活動日誌『南城市の沖縄戦 資料編』の刊行を報告（2020/3/9）

 販売について

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　南城市佐敷字新里1870番地（南城市役所庁舎2階）
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