最終更新日:2026年10月14日
南城市役所にて、南城市(大城憲幸市長)、DMOなんじょう株式会社(知念厚代表取締役)、DiDiモビリティジャパン株式会社(和久山大輔代表取締役社長)の3者による「観光客及び地域住民の移動利便性向上に向けた連携協定」に基づく取り組みの共同記者発表が行われました。本協定は8月19日に締結されたもので、市内における地域住民および観光客の移動利便性向上を目的としています。
3者による連携協定締結を発表
(左からDiDiモビリティジャパン株式会社の宮脇竜一郎執行役員CSO、南城市の大城憲幸市長、DMOなんじょう株式会社の知念厚代表取締役)
共同で取り組む内容として、南城市役所や「がんじゅう駅・南城」への「DiDiのりば」設置、市内の宿泊施設や飲食店等への「DiDiかんたん配車」の展開、ならびに統計データを活用した地域交通需要の可視化・分析などが発表されました。「DiDiのりば」はアプリのダウンロードが不要で、看板や卓上スタンドのQRコードを読み取るだけで配車できる「かんたん配車」を利用できます。セルフ配車だけでなく施設スタッフによる代理配車にも対応しており、スマートフォンアプリに慣れていない年配者や観光客の利便性向上が期待されます。記者発表では、3者からの出席者がそれぞれ挨拶をしました。
南城市役所に設置された「DiDiのりば」の前で記念撮影(南城市役所1階 ピロティ)
市東部地域や夜間においてタクシーが捕まらないといった市民の移動手段の確保が課題となっている現状を、今回の協定締結をきっかけに解消へ繋げたいと期待を込めた大城市長は、「公共施設等への案内配置やデータ活用により、市民や来訪者にとってより便利で快適な移動環境の充実へ持続可能な取り組みを進めてまいります」と語りました。
続いて挨拶をした知念代表取締役は、那覇空港や市外からの旅行者が、二次交通の不足や手配の不便さによって南城市内の周遊を諦めてしまったり、帰りの移動手段の確保に苦労しているケースを挙げ、タクシー配車プラットフォームの先駆者であるDiDiとの連携により「聖地斎場御嶽という点から地域全般の食・体験・宿泊といった面へと観光客をスムーズにおつなぎし、地域経済の循環を生み出すカギだと考えています」と取り組みの狙いを述べました。
また、DiDiモビリティジャパン株式会社より記者発表に出席した宮脇竜一郎執行役員CSOは、移動を充実させることで「地域経済と観光をもっと盛り上げていきたいと考えております」と述べ、地元のタクシー事業者と連携し、乗れた注文だけでなく、乗れなかった需要もデータとして把握・可視化しながら、3者の連携で「地域の方にも、観光客にも、どなたもが自由に移動できる南城市を一緒につくっていきたい」と意気込みを語りました。
最後に行われた質疑応答で、大城市長は「タクシー等をより使いやすくし、多くの皆さんに南城市をもっと楽しんでいただきたいです」と期待を込め、3者の連携による移動環境の向上へ意欲を示しました。
