第2次世界大戦中の昭和19年9月、旧佐敷町(現 南城市)の佐敷国民学校の児童・教師合わせて176名が高千穂町へ疎開したことにさかのぼります。戦時下という困難な時代に結ばれた縁は、戦後、関係者による個人的な交流から始まり、その後、両町村間への組織的な交流へと広がり、平成7年8月1日には姉妹都市盟約を調印しました。
市町村合併を経て南城市となった後も交流は続き、平成21年1月19日、友好と親善を一層深めるため、改めて宮崎県高千穂町と南城市の間で姉妹都市盟約を調印し、現在も交流を続けています。
宮崎県高千穂町・沖縄県佐敷町姉妹都市盟約調印式H7.8.1
(広報第218号より)
宮崎県高千穂町・沖縄県佐敷町姉妹都市盟約調印式の盟約書H7.8.1
(広報さしき第218号より)
宮崎県高千穂町・沖縄県南城市姉妹都市盟約調印式H21.1.19
九州のほぼ中央部、宮崎県の最北端に位置し、深い山々に囲まれ、神秘の渓谷「高千穂峡(たかちほきょう)」など雄大な自然であふれています。日本神話の中で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降り立った「天孫降臨(てんそんこうりん)の地」として言い伝えられており、町内には高千穂神社や天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)を始めとした、神話ゆかりの神社や史跡が数多く存在しています。
また、山間地という厳しい自然環境ですが、棚田による稲作や原木栽培によるシイタケ栽培、日本有数の「高千穂牛」の畜産など、この地ならではの特産品が数多くあります。悠々の時を刻む自然と、そこに根差す力強い営みが息づく町です。
高千穂町位置
町章
高い山と深い渓谷の間に霞たなびく幽すい境を表現しています。
うずめちゃん
2月11日生まれ。踊りが好きで、元気いっぱいな女の子。特技は、「鈿女の舞(うずめのまい)」と恋のキューピッド。
| 1944年(昭和19年) 9月 |
佐敷国民学校学童疎開船が那覇港から出港し、児童・引率教師ら総勢176名が高千穂町に疎開する。 |
|---|---|
| 1946年(昭和21年) 10月頃 |
沖縄に帰郷後、疎開関係者の個人的な交流が行われる中、「高千穂会」「田原会」などの組織的交流に発展する。 |
| 1992年(平成4年) 7月 |
高千穂町議長ら町議団が佐敷町を訪問し、今後の交流事業について意見交換や疎開関係者と交流を深める。 |
| 1992年(平成4年) 9月 |
佐敷町において、本土復帰20周年記念事業として親善団を結成し、総勢62名で高千穂町を訪問し、疎開時の御恩に感謝を伝え’92神話の里フェスティバル’にて沖縄伝統芸能を披露する。 |
| 1994年(平成6年) 6月 |
高千穂町長らが佐敷町を訪問し、今後の交流について意見交換し、’めんそーれ芸能交流会’において夜神楽を披露する。 |
| 1995年(平成7年) 4月20日 |
佐敷町文化センターにおいて開催した「高千穂町、佐敷町姉妹都市盟約宣言式」に高千穂町長ら23名参加する。 |
| 1995年(平成7年) 8月1日 |
高千穂町武道館にて開催された「高千穂町、佐敷町姉妹都市盟約調印式」「友好の碑除幕」へ佐敷町長ら19名参加する。 |
| 2006年(平成18年) 1月1日 |
佐敷町、知念村、玉城村、大里村が合併し、南城市となる。 |
| 2008年(平成20年) 11月11日 |
高千穂町武道館で開催された「高千穂町、南城市姉妹都市盟約宣言式」へ南城市長ら25名参加する。 |
| 2008年(平成20年) 11月30日 |
第1回南城市まつりへ高千穂町長ら参加し、民謡「刈干切歌」等を披露する。 |
| 2009年(平成21年) 1月19日 |
南城市文化センターにおいて開催した「高千穂町、南城市姉妹都市盟約調印式」に高千穂町長ら22名参加する。 |
| 2013年(平成25年)~ | 「姉妹都市青少年交流事業」を開始する。南城市の児童が高千穂町を訪問し、高千穂町の文化に触れ地域の方々と交流を図る。 |
| 2015年(平成27年) 10月 |
高千穂町において開催された「高千穂町、南城市姉妹都市盟約20周年記念事業」に南城市副市長らが参加する。 |
| 2016年(平成28年) 1月 |
南城市において開催した「高千穂町、南城市姉妹都市盟約20周年記念事業」に高千穂町長らが参加する。 |
| 2017年(平成29年) ~2023年(令和5年) |
職員の人事交流が始まる(隔年) |
| 2022年(令和4年) | 「高千穂町町制施行100周年記念事業」に南城市長らが参加し、琉球舞踊や民謡等を披露する。 |
| 2023年(令和5年) 12月 |
南城市地域物産館にて、高千穂町の特産品の販売・PRする「高千穂の特産品フェア」を開催する。 |
| 2024(令和6年) 11月17日 |
第5回南城市まつりへ高千穂町副町長らが参加し、特産品の販売・PRをおこない、まつりを盛り上げる。 |
| 2025年(令和7年) 11月16日 |
第6回南城市まつりへ高千穂町副町長らが参加し、特産品の販売・PRをおこない、まつりを盛り上げる。 |
| 2025年(令和7年) 11月26日 |
南城市にて開催した「高千穂町、南城市姉妹都市盟約30周年記念事業」に高千穂町長ら25名参加する。 |
| ※その他 尚巴志ハーフマラソンによる市民交流が行われている。 |
国見ヶ丘(くにみがおか)展望台
例年9月下旬から12月上旬にかけて自然の条件が揃った日に雲海が発生する。
高千穂峡(たかちほきょう)
国の名勝・天然記念物に指定されている峡谷である。日本の滝百選に指定されている「真名井(まない)の滝」をはじめ、柱状節理(ちゅうじょうせつり)が形作る独特の峡谷美で知られている。
四季見原(しきみばる)すこやかの森キャンプ場
天安河原(あまのやすかわら)
天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。
