最終更新日:2024年06月27日
6月23日「慰霊の日」、糸数区のアブチラガマにて「アブチラガマ慰霊祭」が執り行われました。神里留雄区長は「慰霊祭を続けることが未来の平和への一歩になる」と挨拶しました。
焼香をして手を合わせる参列者
正午の時報に合わせて黙祷
慰霊祭には住民など約80人が参列し、正午の時報に合わせて黙祷を捧げました。糸数アブチラガマで命を救われた元日本兵の日比野勝廣さんの娘の中村桂子さん、日比野裕子さん、清水糸子さん、柳川たづ江さんの4人も参列し、戦争で亡くなった御霊へ手を合わせました。
慰霊祭の最後に挨拶をしたアブチラガマ管理委員会の大城豊委員長は「アブチラガマがあったおかげで、たくさんの命が救われた。そのおかげで私たちもいる。今後も慰霊祭を継承していきたい」と語りました。