最終更新日:2020年11月27日
南城市で初めてとなる『認知症サポーター ステップアップ講座』が、つきしろ公民館で開かれました。
同講座は、認知症サポーターが様々な場面で活躍することに役立つ上級者育成講座で、地域などでチームを組んで認知症の方や家族に対する支援などを行う『チームオレンジ』の設置を目的に開催されます。
講座の様子
取り組みをわかりやすく解説
講師をつとめた介護福祉士の玉城良弘さんは、沖縄県認知症介護指導者で認知症のエキスパートです。
玉城さんはうちなーぐちを交えながら、認知症についての概要や、認知症の方への正しい接し方、認知症サポーターやステップアップ講座の目的についてわかりやすく解説しました。
新城辰夫自治会長は「認知症をみんなが理解すれば、みんなで見守ることができる」と、今回のステップアップ講座を自治会が主催するミニデイの時間帯に開催しました。ミニデイ参加者には認知症を患っている方もいらっしゃるそうですが、「地域で楽しく毎日を過ごしてもらいたい」と、地域で協力してサポートしています。
受講後に記念撮
今回の講座が導入となり、地域の意見を聞きながら2〜3回ほど講座を重ね、認知症の方への地域支援体制の構築を図り、まちづくりや地域コミュニティと連動させて支援する『チームオレンジ』の形成を目指していきます。