令和5年中の沖縄県における飲酒運転による交通事故の発生状況は、
〇 飲酒絡み死亡事故の構成率は、2年ぶり全国ワースト ※全国平均の約2.4倍
〇 全人身事故に占める飲酒絡みの事故の構成率は3年連続全国ワースト ※全国平均の約3.2倍
〇 飲酒運転検挙件数は、1,154件で5年ぶりに増加
と、極めて憂慮すべき状況にあります。
飲酒運転には厳しい行政処分と罰則が!
行政処分
酒酔い運転(※1)
・基礎点数
35点
免許取消し 欠格期間3年(※2、3)
酒気帯び運転
・呼気中アルコール濃度0.15mg/l 以上 0.25mg/l 未満
基礎点数
13点
免許停止 期間90日(※2)
・呼気中アルコール濃度0.25mg/l 以上
基礎点数
25点
免許取消し 欠格期間2年(※2、3)
(※1)「酒酔い」とはアルコールの影響により車両等の正常な運転ができないおそれがある状態をいう。
(※2)前歴及びその他の累積点数がない場合
(※3)「欠格期間」とは運転免許の取消処分を受けた者が運転免許を再度取得することができない期間。
罰則
車両等を運転した者
・酒酔い運転をした場合
5年以下の懲役又は
100万円以下の罰金
・酒気帯び運転をした場合
3年以下の懲役又は
50万円以下の罰金
車両等を提供した者
・(運転者が)酒酔い運転をした場合
5年以下の懲役又は
100万円以下の罰金
・(運転者が)酒気帯び運転をした場合
3年以下の懲役又は
50万円以下の罰金
酒類を提供した者又は同乗した者
・(運転者が)酒酔い運転をした場合
3年以下の懲役又は
50万円以下の罰金
・(運転者が)酒気帯び運転をした場合
2年以下の懲役又は
30万円以下の罰金
〇飲酒運転根絶のリーフレット
飲酒運転はなぜ危険か?
飲酒時には、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になります。具体的には、
「気が大きくなり速度超過などの危険な運転をする」
「車間距離の判断を誤る」
「危険の察知が遅れたり、危険を察知してからブレーキペダルを踏むまでの時間が長くなる」
など、飲酒運転は交通事故に結びつく危険性を高めます。
ハンドルキーパー運動
「グループが自動車で飲食店などに行き飲酒する場合、グループの中でお酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人はお酒を飲まずに、飲食後、仲間を安全に自宅まで送り届ける」という飲酒運転防止運動です。

ロゴマークをクリックすると(一財)全日本交通安全協会の関連ページに移動します。
飲酒運転根絶宣言店
沖縄県では、「飲酒運転をしない させない 許さない」社会環境づくりを推進するため、飲酒運転根絶を宣言し、実践する酒類提供飲食店を募集しています。
詳細や申込方法は
こちらから。