シュガーホールジュニアコーラスの子どもたちが1年間の成果を披露する「定期演奏会」（主催：南城市、南城市教育委員会）を開催しました。

南城市文化センター・シュガーホールを拠点として活動するジュニアコーラスは、1994年のシュガーホール開館とともに設立され、青少年の「心とからだ、ことばの力をひらいていくこと」を目的にしています。小学3年生から高校3年生までの南城市内外の生徒が参加し、コーラス活動を中心に、言葉と身体のワークショップも行っています。

令和5年度の集大成となる定期演奏会。第1部では、「翼をください」や沖縄の伝統的な歌「てぃんさぐぬ花」を含む9曲が熱演され、会場を沖縄の風で包み込みました。

第2部では、「サウンド・オブ・ミュージック」からの4曲を始め、ジュニアコーラスのOBやOGも加わり、「つながるいのち」など5曲を力強く歌い上げました。卒業生が参加するのは6年ぶりで、特に男性のOBが参加するのは今回が初めてでした。

演奏会は、子どもたちのピュアな歌声が観客の心に直接響き渡る、感動的な時間となりました。ソロでの歌唱を披露した辻葵衣さんは「歌うことを心から楽しめました。OGやOBが加わると、迫力が全然違いますね！」と、演奏会の充実感と喜びを語りました。