最終更新日:2026年01月19日

当たり前のように流している生活排水。実は今、その「当たり前」を維持し続けることが難しくなっています。。
下水道事業は、本来、使用者の皆さまからいただく「使用料」で運営を賄うのが原則です。しかし、現在の本市では、かかっている費用の約半分しか使用料で賄えておらず、不足分を市の一般会計(税金など)からの「繰入金」で補って経営を維持している状況です。
この「繰入金」は、本来であれば市民の皆さまの暮らしを支えるさまざまな行政サービスに充てられるべき貴重な財源でもあります。今後も安定した市民サービスを継続し、市全体の健全な財政運営を維持していくためには、下水道事業そのものの自立性を高めていく必要があります。
さらに、今後は古くなった施設の改築や、地震に強い施設への改修、処理場の統合といった投資が次々と控えています。将来の世代に負担を先送りすることなく、安全で清潔な暮らしを維持するため、使用料の改定をお願いすることとなりました。
市民の皆さまの暮らしと環境を守る下水道を、将来にわたって維持していくため、ご理解とご協力をお願いいたします。
| 用途 | 基本水量 | 現行 | 改定 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 一般用 | 8㎥まで | 577円 | 750円 | 173円 |
| 業務用 | 10㎥まで | 958円 | 1,245円 | 287円 |
| 用途 | 基本水量 | 現行 | 改定 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
一般用 |
9㎥から20㎥まで | 62円 | 81円 | 19円 |
| 21㎥から50㎥まで | 74円 | 96円 | 22円 | |
| 51㎥から80㎥まで | 79円 | 103円 | 24円 | |
| 81㎥以上 | 88円 | 114円 | 26円 | |
業務用 |
11㎥から50㎥まで | 79円 | 103円 | 24円 |
| 51㎥から100㎥まで | 89円 | 116円 | 27円 | |
| 101㎥から200㎥まで | 99円 | 129円 | 30円 | |
| 201㎥以上 | 108円 | 140円 | 32円 |
→令和8年6月検針分(7月請求分)までは旧料金
→令和8年7月検針分(8月請求分)から新料金
→使用開始後、最初の検針分から新料金
※6月中に使用開始し同月中に清算した場合も新料金
| 種別 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 下水道 | 1,453円 | 1,894円 | 441円 |
| 上水道 | 3,599円 | 4,523円 | 924円 |
| 合計 | 5,052円 | 6,417円 | 1,365円 |
※上記は一例です。実際のご家庭の料金は、使用水量などにより異なります。
※上水道は令和8年1月より改定後の料金となります。

A.外部の専門家や市民、各種団体、法人の代表の方々でつくる「南城市上下水道事業運営検討委員会」で、時間をかけて話し合いを行いました。その意見などを参考にして改定案をまとめ、令和8年6月から使用料を改定することが決まりました。

A.今回の改定は、下水道事業を安定し続け、将来にわたって安心して使える下水道を維持するためのものです。今後も、物価や人口の変化、古くなった施設の状況に応じて、おおむね4~5年ごとに見直す予定です。

A.令和7年3月に見直した「南城市下水道事業経営戦略」で現在の使用料のまま将来の収支を試算したところ、毎年約1億8千万円の赤字となり、令和16年度には約25億2千万円の資金残高不足になる見込みです。
その場合、下水道事業が市の一般会計(税金など)により多く頼る形になってしまいます。
また、十分な資金が確保できないと、下水道管や施設の計画的な点検・修理・更新が進みにくくなります。
その結果、設備の老朽化によるトラブルのリスクが高まり、生活環境に影響が出る恐れがあります。

