最終更新日:2024年02月29日
2月9日、南城市と三重県玉城町(辻村修一町長、小林豊議長)は、教育・文化・観光・産業などの交流発展・促進のため、姉妹都市盟約調印式を南城市役所で執り行いました。調印式に先立ち、昨年11月26日には玉城町にて、姉妹都市盟約宣言式が行われています。
辻村町長は、「官民問わず多様な交流が促進されることを願っています」と挨拶。古謝市長も「今回の盟約調印を機に、両市町の交流をさらに深めたい」と期待を込めました。
町村合併で南城市となる前の旧玉城村と玉城町は、同じ「玉城」の字を書く町村名が縁となり1993年11月に姉妹都市の盟約を結びました。町村合併で南城市が誕生した後も姉妹都市の関係は続き、盟約30周年を機に、あらためて姉妹都市の盟約を締結することになりました。
玉城町は、三重県南勢の伊勢志摩エリアにあり、面積は40.91km2で、半径6kmに全てが包含されるコンパクトなまちです。伊勢神宮の鎮座とともに神領となり、古来より伊勢参宮の宿場町として、また、世界遺産熊野古道の街道起点をなす要衝として栄えました。人口は、令和5年12月末時点で15,107人となっています。
町内には、町のシンボルで、「続日本100名城」に選定された田丸城跡はじめ、町指定文化財の「玄甲舎(げんこうしゃ)」や街道の面影を残す街並みなど、歴史・文化資源が点在しています。
また、温暖な自然環境を活かして、玉城豚などの畜産業や、米、果物、野菜などの多彩な農業が営まれています。町内には世界有数の企業が多数立地し、商業でも活気があります。