資材・搬入物等に紛れているハブについて(注意喚起)
最終更新日:2022年11月30日
ハブに注意!
沖縄県には猛毒を持つハブが生息し、年間約60件のハブ咬症被害が発生しています。これまでのハブ対策の推進により、近年、ハブ咬症による死亡者は、ほとんど見られなくなっていますが、いまだ住宅敷地内でのハブの目撃・咬症事故が多いなど、県民の日常生活に及ぼす影響は計り知れません。
最近、浦添市の中央卸売市場や那覇市港町の那覇新港付近でサキシマハブが確認される事例が相次いでいます。
サキシマハブはもともと八重山に生息しているヘビで、本島南部の一部地域に定着していることが確認されていますが、現段階では浦添市及び那覇市まで生息域を拡大している可能性は低く、本島南部地域より搬入された資材等に紛れて移動してきたものと推測されます。
市民の皆様におかれましては、草刈りやネズミの駆除など敷地内の環境整備を行い、ハブが生息・侵入しにくい環境を整えましょう。また、付近に林や草地が無い場合においても、ハブに遭遇する危険性がありますので、搬入資材等を取り扱う際には、十分に注意しましょう。
ハブに咬まれたら
1.まず、慌てずに、ハブかどうかを確かめます。
ヘビの種類が分からなくても、ハブなら牙のあとが普通2本(1本あるいは3,4本の時も)あり、数分で腫れてきてすごく痛みます。
2.大声で助けを呼び、すぐに医療機関を受診しましょう。
走ると毒の回りが早くなるので、車で病院に運んでもらうか、ゆっくり 歩いて行くようにしましょう。
3.病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、指が1本通る程度にゆるく縛る。
血の流れを減らす程度にゆるく縛り、15分に1回はゆるめましょう。決して細いヒモなどで強く縛ってはいけません。恐怖心から強く縛ると血流が止まり、逆効果になることもあります。
ハブ捕獲器について
南城市ではハブ咬症被害を少しでも減らすために、ハブ捕獲器の貸し出しやハブ捕獲用ネットを配布しています。詳しくは、生活環境課までお問い合せください。
このページは生活環境課が担当しています。
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TEL:098-917-5318 FAX:098-917-5426
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