1. 10月は3R推進月間 ~身近なところから行動しよう~

10月は3R推進月間 ~身近なところから行動しよう~

  1. 10月は3R推進月間 ~身近なところから行動しよう~

最終更新日:2022年09月30日

 日本では、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済活動による「資源の浪費による危機」の根本的な解決に向けて、これまでの社会の在り方や国民のライフスタイルを見直し、社会における物質の循環を進め、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される「循環型社会」の形成に取り組んできました。
 「循環型社会」においては、生産から消費・使用、廃棄に至るまでのライフサイクル全体で資源を循環的に利用することが重要です。まず、企業による生産活動において、原材料を効率的に使ったり、長寿命製品や、リサイクルしやすい製品を設計したりすることなどによって、できる限り資源を使わないようにすること(リデュース)が何よりも重要です。次に、消費・使用段階では、環境配慮製品の積極的購入、シェアリングサービスの利用やレジ袋・食品ロスの削減(リデュース)、修理サービスの利用、中古品の利用(リユース)などを進めていく必要があります。製品などがどうしても不用となり、廃棄する段階では、リユースショップの利用(リユース)や分別排出を通じたリサイクルを推進すべきこととされています。これらの取組について、英語の頭文字を取って、「3R」と称しています。3Rを進めるに際しては、リデュース、リユース、リサイクルの順に、優先順位をつけて取り組んでいくこととなっています。こうした考え方は、言葉は違えど、EUなど、海外でも広く共有されています。

☑ 私たちにできること

Reduce(リデュース)

製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫なども取組のひとつです。
□ マイバックを持って無駄な包装は断る。
□ 詰め替え容器に入った製品や簡易包装の製品を選ぶ。
□ 耐久消費材は手入れや修理をしながら長く大切に使う。
□ 利用頻度の少ないものは、レンタルやシェアリングシステムを利用する。
□ 耐久性の高い製品や省資源化設計の製品を選ぶ。
□ 使用頻度の少ないものをシェアする。

Reuse(リユース)

使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリングなども取組のひとつです。
□ リターナブル容器に入った製品を選び、使い終わった時にはリユース回収に出す。
□ リユース店やフリマアプリ等を活用し、再使用に努める。

Recycle(リサイクル)

廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、リサイクル技術・装置の開発なども取組のひとつです。
□ 資源ごみの分別回収に協力する。
□ 資源ごみの効率的な分別回収を広める。
□ リサイクル製品を積極的に利用する。

このページは生活環境課が担当しています。

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