県は、感染対策の集中実施として、職場や会食、家庭での感染対策の徹底を呼びかけてきましたが、新規感染者数は約40 人で高止まり、減少の兆しが見えない状況です。
高齢者の割合も上昇し、病床利用率は80%を超え、加えてコロナ以外の一般病床も90%超えが続いています。
また、現在の感染源の割合は、飲食40%、家庭内23%、職場10%、医療・介護9%ですが、家庭内は持ち込まれて広がる感染であるため、主な感染源である飲食関係の感染を抑制する必要があります。
このまま感染者数が減少しなければ、冬場の救急医療の増加も加わり、年末年始には医療崩壊を招く危険性が高まっています。医療崩壊が現実のものとなれば、本来、助けられる命を失うことにつながる恐れがあります。
年末年始の医療崩壊を回避するためには、新規感染者数を減少させなければならないことから、緊急特別対策を実施することを決定しました。
そのため、県民、事業者及び来訪者の皆さまには更なる感染拡大防止対策のご協力をお願いします。
資料:年末年始の医療崩壊回避のための緊急特別対策の実施について