最終更新日:2025年09月24日
南城市上下水道事業運営検討委員会(島袋隆志会長)は、下水道事業の持続可能な運営を図るため、下水道使用料の見直しについて審議を行い、改定の必要性を認める答申を古謝市長に提出しました。
委員会から古謝市長へ答申書を提出
南城市上下水道事業運営検討委員会
委員会では、現状として、使用料による収入が事業費用の約半分にとどまり、不足分を一般会計からの繰入金で補っていること、さらに施設の老朽化や物価高騰により維持管理費が増加していることを指摘しました。このままでは収支悪化が避けられず、施設の更新や耐震化、処理場の改築など将来に必要な投資の財源確保が難しいとしています。
さらに委員会からは、以下の提言がありました。
古謝市長は「答申をいただき、ありがとうございます。市民の皆さまに丁寧に説明し理解を得ながら取り組んでまいります。今後も委員の皆さまのご協力をお願いいたします」と述べました。
市では、答申内容を踏まえながら、将来にわたる持続可能な下水道事業の実現に向けて対応を進めていく方針です。