最終更新日:2025年07月15日
久高島の特産品「イラブー汁」などを提供し、観光客にも島民にも親しまれている「食事処とくじん(久高島特産品展示即売施設)」が、このたびリニューアルし、現地でセレモニーが行われました。
左より内間映子区長、中村直哉議長、古謝景春市長、西銘武良理事長
食事処とくじん(久高島特産品展示即売施設)
今回のリニューアルでは、施設の木造外壁の修復をはじめ、これまで男女共用だったトイレが男女別に改修され、多目的トイレも新設されるなど、利用者にとってより快適な空間となりました。また、収納スペースの追加、照明のLED化、キャッシュレス券売機の導入など、運営面でも効率化と利便性の向上が図られています。内閣府の「沖縄離島活性化推進事業費補助金」を活用し、総事業費は約4,261万円。
式典では、古謝景春市長が「今回のリニューアルでは来島者の満足度と利便性の向上を図り、久高島の経済基盤の強化、さらなる活性化につながるものと大いに期待している」と述べました。
施設の指定管理者であるNPO法人久高島振興会の西銘武良理事長は、「見た目もきれいなレストランに生まれ変わった。テラスも景色の良い場所に移した。観光客だけでなく、島の皆さんの交流の場になれば」と、リニューアルに込めた思いを語りました。リニューアルした食事処とくじんは2025年7月中のオープンを予定しています。