最終更新日:2025年06月19日
島の新鮮な海産物を販売する「奥武島いまいゆ市場」に、新たな飲食スペースが完成しました。刺身や海鮮丼などを提供する販売店が軒を連ねる既存施設に隣接して整備され、購入した料理をその場でゆったりと楽しめる“食べ処”として活用されます。施設内にはテーブルや椅子が設置されており、2階には海風を感じられるテラス席も備えられています。
奥武島いまいゆ市場 飲食場の外観
飲食場の2階のテラス席
オープニングセレモニーでは、施設の指定管理者である奥武島漁業組合の嶺井藤夫組合長が、「奥武島には飲食店が少なく、刺身や海鮮丼を食べられる場所があればという声を多くいただいていた。今回、皆さまのご要望にお応えして食べ処を整備できたことを嬉しく思う。関係者に感謝したい。今まで以上に活気ある対応でお客様をお迎えしたい」と挨拶しました。
喜びを語る奥武島漁業組合の嶺井藤夫組合長
今後の期待を語る古謝市長
また、古謝景春市長も「奥武島は自然環境や文化的資源に恵まれた島。新たないまいゆ市場が、利用者の利便性を高めるだけでなく、漁業の担い手育成や経営の安定化、特産品の販路拡大、地域ブランドの形成、新たな雇用創出にもつながることを期待している」と述べました。
なお、この新たな飲食スペースは、沖縄振興特別推進交付金を活用し、総事業費およそ1億4千万円で整備されました。セレモニーでは、建設に携わった事業者へ感謝状が贈呈されました。