1. 南城市母子寡婦福祉会 人材育成給付金受給者激励会(2023/04/23)

南城市母子寡婦福祉会 人材育成給付金受給者激励会(2023/04/23)

最終更新日:2023年04月26日

南城市母子寡婦福祉会(上地寿賀子会長)が主催する『人材育成給付金受給者激励会』が、市役所1階の大会議室で開かれました。同給付金は、市在住のひとり親の子どもの進学や就職を経済的に支援し、人材育成に寄与することを目的に初めて事業化されました。財源は、市内に設置された同会の人材育成のために寄付できる飲料自動販売機の売上の一部から賄われます。

南城市母子寡婦福祉会 人材育成給付金受給者激励会(2023/04/23)

記念撮影

今回は同会会員の子ども6名へ給付金が贈られました。激励会に参加した島袋巴玖さんは「給付金をもらえる機会いただき、本当に感謝しています」と謝辞を述べ、自動車運転免許の取得費用に充てることを報告。進学のための費用に充てた新垣文夏さんは「資格を取得して、大企業に就職したい」と、将来の夢を語りました。また、都合により出席できなかった宇根莉珠亜さん、吉田桐哉さん、葛原花さん、金城理桜さんの4名と保護者からは、それぞれから預かったメッセージが読み上げられました。

激励会には保護者のほか、古謝市長、県母子寡婦福祉連合会の生田加代子副会長、事業に協力した飲料メーカーや自動販売機の設置業者、自動販売機を自社の施設内に設置した事業者が駆けつけ、子ども達の将来へエールを送りました。

  • 南城市母子寡婦福祉会 人材育成給付金受給者激励会(2023/04/23)

    支援への感謝を述べる上地会長

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    子ども達を激励する古謝市長

上地会長は、「子ども達の成長の一助となる人材育成の事業をしたいとの思いが実現できてよかった」と、支援や協力への感謝を述べました。

古謝市長は、市役所1階のピロティに設置した1台から始まった自動販売機が、市内各所で10台まで増えたことを踏まえて「支援の輪が広がっていることを喜ばしく思います」と語り、子ども達へ「ワクワクした気持ちを忘れずに、夢や目標に向かって挑戦してほしい」と、激励の言葉を贈りました。

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