1. 南城市がモズク拠点産地に認定(2023/03/29)

南城市がモズク拠点産地に認定(2023/03/29)

最終更新日:2023年03月31日

沖縄県農林水産部は、南城市をモズクの拠点産地に認定しました。市の拠点産地認定は6例目で、水産物では初めてとなります。

南城市がモズク拠点産地に認定(2023/03/29)

認定証交付式での記念撮影
桃原統括監(前列左から2人目)、古謝市長(同3人目)、照喜名組合長(同4人目)

県庁で開かれた認定証交付式で、県農林水産部の桃原聡農漁村基盤統括監から認定証を受け取った古謝景春市長は「モズクはすき焼きや鍋料理の食材としても適していて、健康にもいい。もっと食べてもらえるように頑張っていきたい」と、レシピの周知や消費拡大を目指していく考えを示しました。

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    南城市産のモズク

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    モズクを使った料理

市では1974年からモズクの生産が始まり、現在は年間2500トンから4000トンを生産しています。県内2位の生産量を誇る知念漁業協同組合の照喜名智組合長は「若い後継者も育ってきている」と語り、長雨など気象条件により減産となる年もあることから「ドローンによる生産管理などで、さらなる増産を目指したい」と、意気込みを語りました。

桃原統括監は「県ではモズクの消費拡大に取り組んでいる。拠点産地認定をきっかけに、市の産業発展につながってほしい」と述べました。